霞衣である。
家が纏い、人が纏い。
薄い紫を重ねてどんどん黒くする。
【獣】
Hさんの話。
どこだったか、林間学校とかそういう行事の時だった。
山の中の施設に泊まったのだった。
深夜に目が覚めトイレに行き、廊下から建物前の広場が見えた。
そこに何かいる。
霧が出ていて詳細は見えなかった、が何かいた。
白い長い毛で覆われたバッファローのような獣が何匹もいた。
あんな動物は知らない。
こちらをみているような気がして静かに帰った。
朝は特に何もなく、彼らのいた場所に何か痕跡があったわけでは無い。
あれは、何か神様のようなものだったのか、と時々思い出す。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
ログインしてコメントを確認・投稿する