漆黒である。
1人肩を落として帰る。
指折り数えて嫌なことを待つ。
【にがてなひと】
S君の話。
かなり幼い頃のこと。
友達のお母さんが苦手だった。
友達たちには子供にもわかるような大袈裟な作り笑いで接するが、自分の子供には鬼のように怒っていた。
それが怖かった。
本当はそういう人なんだ、という印象だった。
そのお母さんの持つバッグから良く干からびた手の木乃伊みたいなものが覗いてるのも怖かった。
あれは一体何なんだろうか。
時々動いていたような気もする。
今となってはわからないが、とにかく苦手な人だった。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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