汚滲である。虚な目をしているだろう。嫌悪が満ちていく。【足跡】Hさんの話。玄関の前に濡れた裸足の足跡があった。両足とも50センチ以上あったと思う。他の足跡はなく、歩いた様子も無かった。誰かの悪戯か。そうなのかもしれないが、そうでは無いような気
焦燥である。やる事をやらねば。そんな風に気ばかり急いて。【移動】Hさんの話。廊下に出してあったモノが、朝になるの移動していた事が良くある。掃除機だとか、後で仕舞おうと思っていた段ボールだとか。何時も、廊下の真ん中とかとても邪魔なところにある
玄関前の守りが固いイティさん。一昨夜お風呂訪問して落ち掛けて、まだ少し警戒モードと思われます。頭を撫でます。文句のひと鳴き。リラックスしてお過ごしください。
立像である。溜まるものが多い。透明な茶器に見惚れる。【林の奥】Hさんの話。林の奥の方に立って、こっちを見ている女性というのを、よく見かける。場所は関係なく、女性も同一ではない。顔もよくわからない離れたところに立っている。所感になるが、年齢も
玄関を離れて探検に向かうチョビ子さん。頭を撫でます。暫く一階ゾーンを探索して二階へ。そしてまた玄関に戻りました。お帰りなさい。
抽象である。惚けて終わる。足踏みは続く。【曲がり角】Hさんの話。車を運転して、その角を曲がろうとする。角の脇の電柱から半身を乗り出すような女性が、目の端に見える。いつも見える。いつも気になってつい目をやってしまう。すると居ない。以上、本日の
夜に近くでうろうろするチョビ子さん。頭を撫でます。もう少ししたらこのふわふわが役立つ季節に。暑くはないけど涼しくもない夜ですね。
排除である。積極的に忘れ去る。無意識が全力でそのように動いているのを感じる。【独楽】Hさんの話。子供の頃、深夜にと俺に起きた。縁側のガラス戸から外を見る。庭の置き石の上で、何か白く光るものが独楽のようにくるくると回っていた。何だろうと眺めて
板の間にのっぺり横たわるイティさん。暫くするとお膝の上に。頭を撫でます。すりすりしてくれました。晴れと曇りと雨が切り替わる日でした。
板の間にのっぺり横たわるイティさん。暫くするとお膝の上に。頭を撫でます。すりすりしてくれました。晴れと曇りと雨が切り替わる日でした。
漂白である。手を伸ばして起き上がる。早いのか遅いのか。【歩く人】Hさんの話。街で時々、あの人は、生きてない人じゃないかな、というのを見る。大概、前だけを見て、一心不乱に歩いている。以上、本日の怪談である。うーむ。
イティさん、お見送りは椅子の上。なんとなく待ってる風だったので行って頭を撫でます。善い仔、善い仔。行って来ますね。
イティさん、お見送りは椅子の上。なんとなく待ってる風だったので行って頭を撫でます。善い仔、善い仔。行って来ますね。
金濁である。思い空気は常に纏わりつく。気のせい、とだけ考える。【覗く子】Hさんの話。寒い早朝、玄関を開けに出たところ、ふと横にある窓から覗く顔が二つ三つあるのが見えた。玄関を出て確かめたが誰も居なかった。どれも子供で、如何にも昔の子供、とい
チョビ子さんは本日も押入れからお見送り。にこにこしてますね。ゆっくりしてて下さい。頭を撫でます。まだ暑いですがもう少ししたらそこで過ごすのが快適になりますね。行って来ます。
紫苑である。霞んだ目で覚束ない。鼓動だけが続く。【茂み】Hさんの話。山の中に時々不思議な茂みがある。鬱蒼としていて、見ていると勝手に揺れ動き、膨らんだり。その前の空気がカゲロウのように揺らいでいるのだと思う。それが何なのか全くわからない。以
押入れの奥で憩うチョビ子さん。手を伸ばして頭を撫でます。暑いけどそこが好きぽい。それでも夜や朝方に何回か訪ねて胸に乗ってくれます。気儘にのんびりとしてて下さい。
緩辱である。ぼやけた風景に魅入ってしまう。何のかんのいつの間にか疲れ果てている。【奥の庭】Hさんの話。その空き家のは、門のところから奥の庭を覗くと人が居る。老人と老婆と子供。家族だろうか。無言で肩を寄せ合い立っている。何となくその老人には見
チョビ子さん。朝から色々案内してくれました。最終的には階段でお見送り。ありがとうね。頭を撫でます。ふやふや喋りながら階段を登っていきました。
チョビ子さん。朝から色々案内してくれました。最終的には階段でお見送り。ありがとうね。頭を撫でます。ふやふや喋りながら階段を登っていきました。
チョビ子さん。朝から色々案内してくれました。最終的には階段でお見送り。ありがとうね。頭を撫でます。ふやふや喋りながら階段を登っていきました。
枯空である。胃のあたりに穴が開きそうな。唐突にそんな罰が始まる。【心配】Hさんの話。その家のお婆さんだったと覚えている。時々、屋根の上とか、その家の影から覗くように外を見ているのを見つける。何だか、いつもとても心配そうにしている感じが伝わっ
窓辺にかだかよく座るイティさん。窓があれば外見たい猫さんです。朝でも外は結構暑そう。暫くしたら移動してました。椅子に寝てます。頭を撫でます。
爛痛である。揺れている。ずっと揺れている。【フロントに】Hさんの話。時々列車を見るが、フロントのガラスに大きな顔が見える。いつもとても喜んでいるような表情をしている。以上、本日の怪談である。うーむ。
椅子で涼むイティさん。優雅ですね。時々訪ねた来るので遊びます。また、暑くなって来ました。頑張って乗り切りましょう。
憑依である。街は何だか受け入れ難い。明日が何かも思い出せない。【わからないこと】Hさんの話。深夜に山の方から、何か来る気配がした。窓の外を見る。はっきりと見えはしないが、家の前の道を、群れのようになった人のような獣のようなものたちの列が通っ
足元をそわそわうろうろするチョビ子さん。何か頑張ってる感が。頭を撫でます。短く何かを報告して二階へ。行って来ますね。
緋色である。まだ靴が馴染まず踏むことができない。その悲鳴が心地良い。【正体】Hさんの話。墓地に入るなり、たくさん寄ってくる。小さく、羽虫のようだが実体のない何か。正体は知らない。以上、本日の怪談である。うーむ。