虚空である。すっかり忘れていた。どうしよう、と何度も思い返す。【叩手】Hさんの話。友達のアパートは、深夜に壁を外から叩かれる音がするという。手で叩いているのだと思われる。毎夜でもないが、台風だとか天候のことは気にせずやってくると云う。以上、
階段の下から遠目に見送ってくれるチョビ子さん。こちらから行って頭を撫でます。何となくホッとしたように二階へ上がって行きました。行ってきますね。
面妖である。白濁と時は進む。何も考えず今を撫でる。【歯形】Hさんの話。ご近所さんから貰い物などをして、そのまま玄関に野菜などを置いておくと、誰がに齧られることがある。子供ほどの歯形がついている。以上、本日の怪談である。うーむ。
窓辺の外をチェックしたイティさん。ひとまず満足してます。さて、と椅子のクッションに横になりました。頭を撫でます。ぺろぺろとお返事。
苦悶である。褥の闇に潜むように倒れる。這々の体で。【くるぶしの辺り】Hさんの話。山を歩いていて、ふとくるぶしに痛みを感じた。足を見ると、黒い棒のようなものがくるぶしの辺りに刺さっている。ギョッとすると、直ぐにそれは消えてしまった。足はちょっ
うろうろと忙しいチョビ子さん。近寄って頭を撫でます。盛り上がってますね。暫く背中を撫でると落ち着いたようです。お水を飲んで、爪研ぎチャレンジしてました。
外事である。思い思いの姿勢で、執行を待っている。少し前までは思いもせずに。【分かれて】Hさんの話。春先など、眠くてぼんやりしていると、頭の中で自分が二人に分かれていくのがわかる。何とか目の前の物事に意識を止めようとする自分と、例えば、昨夜の
近いところでぬっすりと鎮座。頭を撫でます。にわかにお喋りに。いろいろなお話をしてくれました。面白いことがいっぱい起きてるようですね。
変幻である。横に立ち訴える。後ろにつきしがみつく。【飛沫】Hさんの話。濡れた道路。びちゃびちゃと音を響かせて、足音だけが横を駆け抜けて通り過ぎる、しかし、水溜まりでは飛沫は飛んでいた。以上、本日の怪談である。うーむ。
白光である。時々、我を失いながら。てくてくと歩いて進む。【影】Hさんの話。暑い日だった。誰もいない道路の上に、人の形の影が、突然現れて、道路を横切るように消えた。以上、本日の怪談である。うーむ。
イティさんは探検家。ガラス戸の桟に上手く足をかけて登っていきます。天袋に到着し、満足したのか戻って来ました。頭を撫でます。怪我しないようにね。
亡日である。灰色の世界を彷徨う。少し頭が痛くなって来たところ。【農道】Hさんの話。昼間のことである。近所の農道を走っていると、服が何かに引っ掛かったような、誰かに掴まれたようになっていきなり転倒した。怪我はしなかったが、単純に怖かった。誰も
ハッとして、窓の外の鳥さんに反応するチョビ子さん。頭を撫でます。わくわくしながら窓辺に向かいました。では、その間にご飯の用意を。もう少しお待ちを。
油日である。楽しみはやってこない。鬱々と日が暮れていく。【うさぎほどの】Hさんの話。或る晩、そろそろ寝ようと灯を消して横になった直ぐ後。何かふわっとした丸いものが胸の上に落ちて来た。うさぎほどの大きさだが、軽い。慌てたよう何処かへ行ってしま
朝方は二階の椅子の上にスペースを移したイティさん。少しずつ季節に順応してます。今日は上着が要りそうですね。頭を撫でます。元気に文句鳴きしてご飯を待つようです。
白眼である。忘れていたかもしれないが。積もった面倒には耐えられぬ。【黒い人、喫茶店の】Hさんの話。2階にある喫茶店は、表階段から登ると踊り場があって、そこにいつも佇んでいる人がいる。まあ、人と言うか、真っ黒で何を考えているのかもよく分からない
玄関先をうろうろするチョビ子さん。かわいい頭を撫でます。行ったり来たりして何処が過ごしやすいか物色してるのかな。その様子をイティさんが黙って見てました。
玄関先をうろうろするチョビ子さん。かわいい頭を撫でます。行ったり来たりして何処が過ごしやすいか物色してるのかな。その様子をイティさんが黙って見てました。
淋月である。そうだと思い、俯くも。近くを見たり、遠くを見たりして何とか歩まんとす。【畑】Hさんの話。継ぐものがなく、放置された畑など、ちらほら見られるようになった。そういうところは騒がしい。なんとも名状し難い、人とも獣ともつかないものが、動
夜に集う、チョビ子さんとイティさん。これだと横になれないのですが。何やら大事な話があるのか。頭を撫でます。お邪魔だったようですね。近くに控えておきましょう。
宵街である。仕草や行動に告げる言葉を見る。時を止めて写真の中に入り込む。【電線】Hさんの話。時々、電線の上を駆けていく足を見る。子供の足、である。以上、本日の怪談である。うーむ。
階段下を覗き込むチョビ子さん。イティさんを待っているのかな。来ませんね。近寄って頭を撫でます。すると盛んになったおしゃべりに釣られてイティさんもやって来ました。頭を撫でます。
階段下を覗き込むチョビ子さん。イティさんを待っているのかな。来ませんね。近寄って頭を撫でます。すると盛んになったおしゃべりに釣られてイティさんもやって来ました。頭を撫でます。
階段下を覗き込むチョビ子さん。イティさんを待っているのかな。来ませんね。近寄って頭を撫でます。すると盛んになったおしゃべりに釣られてイティさんもやって来ました。頭を撫でます。
六百である。一つ削り、合を残す。雨は過去を閉じ込める。【鎌の夢】Hさんの話。遠出して、初めて行った山の中程で、太い木の幹に刺さった鎌を見た事がある。あれは良くないものだった。下山してから暫くは体調が優れず、夢にもあの鎌が出てきた。分からずで
窓の外をこそ見するチョビ子さん。出掛けるので窓を閉めました。のそっと頭渡したので、頭を撫でます。何やらお喋りしながら着いてきました。文句鳴きとも違う感じですね。玄関まで来て、もうひと喋りして二階へ戻っていきました。行ってきますね。
妙日である。少し恥いる。眠さがやってくる。【老人達】Hさんの話。近所を歩いていた時のこと。寒くもない日だったが、ふと冷たい風が吹いた。そして、近くで咳払いのような声が聞こえて辺りを見ると、何人かの老人が道の端に立ってこちらを見ていた。反射的
何となく暖かい窓辺の陽当たりを楽しむイティさん。久々の窓辺ですね。頭を撫でます。ご飯の用意を待っていたようです。今日は食べてくれるかな。もう少しお待ちください。
何となく暖かい窓辺の陽当たりを楽しむイティさん。久々の窓辺ですね。頭を撫でます。ご飯の用意を待っていたようです。今日は食べてくれるかな。もう少しお待ちください。