瀕死である。硬い石の回廊をただあるく。氷の底にいるような。【折れる木】 Sさんの話。時々。太い木の枝が折れるような音が深夜に、窓のすぐ外から聞こえる。聞こえる方にはそんなに大きな木は生えていないのだが。覗いたことは無い。以上、本日の怪談である
動乱である。葉が落ちていく。微かな光だけ見える。【縁側】 Sさんの話。昔向かいに建っていた民家は長い縁側があった。夜でも開け放していて、深夜にそこに座る人を大勢見た。誰だかわからない、ちょっと古い服装をした感じの人たちだった。皆が、ものも言わ
朝隠れてたチョビ子さん。ひょいっと出現。頭を撫でます。ふかふかしてますが、だんだん冬の到来を感じとっているのかな。ご飯用意しますね。
軋時である。波乱と反転が何度も起きる。転げ方を間違えると、それは。【海から】 Sさんの話。滅多に歩かない海辺を最近ふと、歩いた。カタコトの日本語のような女性の声で海の方から名前を呼ばれる。気が付かないふりをして、早めに切り上げた。以上、本日の
転がるイティさん。良い朝です。さて、ご飯の用意をと立つとチョビ子さんもスタンバイ。頭を撫でます。急いで用意しますね。
古車である。折れそうな橋を渡る。短く息を留めて。【駅の階段】 Sさんの話。駅の階段で足を掴まれた。すんでのところで転ばなかった。足首を掴まれた。ここはそういう場所なののかと、再認識した。以上、本日の怪談である。うーむ。
傾倒である。詩のような時間が流れる。虚しさがやがてくるだろう。【物音】 Sさんの話。玄関を出たところで、誰も居ないはずの家の中から、廊下を走る音が聞こえた。確かめる気にならず、そのまま出掛ける。以上、本日の怪談である。うーむ。
こちらも気にしつつホカペを楽しむイティさん。背中を撫でます。こっちに来てぺったりしたり忙しそう。まあ、のんびりと。チョビ子さんも様子見してます。
怪夜である。最終的にはその場所に溶けるのだろう。そして、世界が終わるまでずっと。【困惑の時】 Sさんの話。その街で、人通りが多いところを歩いていると、時々ある。『おねがいします』という低い女の声がして、肩がずしりと重くなる。困った。どうしたら
ホカペで寝るチョビ子さん。時々ベッドに訪ねて来ますね。背中を撫でます。まだ夜ですが、朝ごはんを待ってる顔ですね。
飢餓である。水を飲み干す。また飲んで、そしてまた飲む。【或る地域】 Sさんの話。入れない場所が近くにある。ある小さな地域で、道に入ると吐き気が止まらなくなる。おかしなものを見たりとか、そういうことは無い。でも昔から何故か立ち入りが出来ず、路地
朝は様子見のイティさん。ご飯も確認に余念がありません。椅子に座ったらお膝に。朝からお膝で嬉しそう。頭を撫でます。ほかほか。行って来ますね。
朝は様子見のイティさん。ご飯も確認に余念がありません。椅子に座ったらお膝に。朝からお膝で嬉しそう。頭を撫でます。ほかほか。行って来ますね。
白紙である。何かと競争している。常に腹をたてて。【怖い夢の日】 Sさんの話。怖い夢を見て目が覚めた。階段を上がってくるゆっくりとした足音。入り口のとは僅かに開けてある。どきどきしながら凝視するがついぞ何も現れない。あんなに存在感のある足音だっ
チョビ子さんはご機嫌な朝。ご飯を待ってたみたいです。いそいそと用意します。うむ、満足げ。背中を撫でます。
悪漢である。呆けた鳥が飛んでいく。霞目に目もくれず。【子供の声】 Sさんの話。泣いている子供の声が聞こえて来た。山で一人歩きしている時に聞きたい声ではない。どこから聞こえているのかわからないが、こちらが遠ざかろうとしても、少し離れたところから
開けて欲しそうに立っているイティさん。そろそろ板の間が冷たいかな、まだ平気か。頭を撫でます。が、出るとこなのでそこの戸は開けません。それと、いつも自分で開けてるけど、誰かに開けてもらいたい気分の時もあるようです。
闇車である。そちらこちらで息を潜める。無言の圧が凄い。【荒地の廃バス】 Sさんの話。夜、海辺を友人車の助手席に乗って走っていた。ふと、道路脇の荒地に、おそらく漁師の倉庫代わりにに使われている廃バスがあって見た。沢山の烏のような鳥が飛び交うシル
イティさん。朝からパキッとしてますね。走り回って忙しそうです。今日は寒そうなのでほかほかゾーンでお寛ぎを。頭を撫でます。すーりすり。
暗空である。重い冷たさが背中から這い寄る。必要なのは透き通った一瞬の時間。【石垣】 Sさんの話。子供の頃、城跡で遊んだ時のこと。学校帰りで、みんなのランドセルを石垣の袂に重ねて置いた。帰る時に、下の方にあった自分のランドセルを取り出すと、どか
忙しそうなイティさんの朝。沢山うろうろしてました。すれ違いざまに背中を撫でます。立ち止まったので顎をすりすり。行って来ますね。
系統である。明日には忘れていることばかり。そうして色々崩してゆくのか。【足音】 Sさんの話。深夜、目が覚めると、顔の上を足音が通り過ぎて行った。砂利を踏み締める音。遠ざかって何処かに消えた。以上、本日の怪談である。うーむ。
ベッドにしがみつき出方を待つイティさん。こちらが寝転がったら、即上に乗る気まんまん。横に座って背中を撫でます。あら、お膝の上に。ごろごろお喋り。
ベッドにしがみつき出方を待つイティさん。こちらが寝転がったら、即上に乗る気まんまん。横に座って背中を撫でます。あら、お膝の上に。ごろごろお喋り。
筆舌である。転がるように走る。兎に角気にせず集中するのだ。【洗濯物の顔のこと】 Sさんの話。近所の家のこと。庭に洗濯物を干すのだが、その隙間からちらちらと顔が見える。おそらく女性のようだが首から下は見たことがない。見えるのも一部。ただ、普通の