反転である。痛くなるほど歩く。それでもまだ足りめいない【泥足跡】 Hさんの話。或る晩、一晩中、階段を上ったり降りたりする音が聞こえた。朝になって階段を見ると、泥水を踏んだ後に歩いたような裸足の足跡が幾つもついていた。勿論、拭いた。その後、また
仲良くおやつを食べる、イティさんとウィコさん。頭を撫でます。イティさんとウィコさん。がつがつ食べてます。
消耗である。体躯を揺すって過ごす。今日とまた明日は。【女の顔】 Hさんの話。ある時色々あって、成り行きであまり親しく無い友人の部屋に泊まった。居間で横にならせてもらったが、テレビに大写ししなった女の顔に一晩中睨まれてよく眠れなかった。暗いのに
チョビ子さんのオミアシ。触ると怒るので見るだけです。ふかふかしてそう。近くに鳴きながらやってきました。頭を撫でて、ちょいと触ろうとするとがぶり。
遺恨である。からからに乾いている。這うようにして進む。【変わらない】 Hさんの話。庭に大きな石がある。その上には乗ってはいけないと言われていた。でも、その上に立つ子供を何度か見た。土砂降りの日や大雪の夜、そして霧深い早朝に。古い感じの洋服を着
ごわごわタオルが最早当たり前になってるチョビ子さん。側に座って頭を撫でます。こんなに馴染むとは。。。よかったねー、と色々撫でます。
血風である。空に顔が見える。幾つも、誰とも目があって。【虫干し】 Hさんの話。納戸にある古いものは年に一回虫干しする。それをしないと、変なことが起きる、と祖母から聞いた。炭で触ったような手の触った跡が荷物やら何度の壁やらに付くのだという。ほん
朝、ご飯中のウィコさんにお声掛け。こちらを見てお返事してくれました。食べている背中を撫でます。柔らかな毛が気持ち良いです。
破綻である。喜びの回路が軋んで動き出す。何かを抜かれて街に放り出される。【包丁】 Hさんの話。祖父の遺品を整理していたら、布に包まれて錆びついた、包丁が出てきた。布は真っ黒になっていて血では無いかと皆思った。そのまま捨てるのも怖いので、父がお
チョビ子さんとイティさん。ベッドの上は平和です。最近は仲良しで何より。頭を撫でます。お二方ともほかほかヘッド。
土気である。大声で話している声が聞こえない。耳の中の風の音が大きく膨らむ。【城址】 Hさんの話。古い城址で、キャンプした時のこと。近くの石垣に、小石を投げて打つけるような音が、ずっとしていた。何となく気を引こうとしているように感じて、無視して
最近流行りのごわごわタオルはチョビ子さんのお気に入り。夜はここです。時々目が合うと頭を撫でさせてもらいます。ひとまず快適そうでよかった!
最近流行りのごわごわタオルはチョビ子さんのお気に入り。夜はここです。時々目が合うと頭を撫でさせてもらいます。ひとまず快適そうでよかった!
覆血である。硬い視線が固定されて見張っている。群れなす夜に怠惰の罠。【安眠したい時】 Hさんの話。うつ伏せで寝ていたら誰かに背中に乗られた。肩を押し付けてくる。痛くは無いが妙に息苦しい。全身に力を入れて動くと、体が動き、乗ってるものも居なくな
縦目である。滲んでよく見えない。取り囲まれている。【真正面】 Hさんの話。雪夜の次の朝。雪掻きをしに外に出る。玄関の前に、雪を踏み締めた足跡がひと組。他に歩いた跡など無いのに見つけることがある。玄関に向かって真正面というのが何とも嫌だ。でも偶
窓辺を楽しむイティさんとウィコさん。チョビ子さんも手前に控えてます。晴れの朝の窓辺はなかなか人気スポット。みんなの頭を撫でます。みんな、少しずつほかほか。
瘴気である。1人座って色々見てみる。違う星のようだ。ここは何処だ。【獣道】 Hさんの話。少し離れた親戚の家に行った帰りの車の中。もう深夜であった。峠の境目で小さな子の手を引いた母娘とすれ違った。振り返ってみてみると、そのまま真っ暗な藪の中に入
朝ご飯がちょっと不満だったチョビ子さん。イティさんも同じぽい。ウィコさんだけが黙々と食べてました。美味しいようーと声を掛けて粘ったら、何とか少しずつ。ありがとねー、と頭を撫でます。
赤板である。汚物に塗れてそれを隠す。また、夜になり熱が上がる。【渦】 Hさんの話。大きな柳の木が、農地との境目にあった。何か黒っぽいものがいつも蟠っていた。だからあまり近寄らなかった。その木の前で、何人かのお年寄りが心臓発作で亡くなっている。
天助の隅を見てるイティさん。退屈そうだったのでじゃらしで少し遊びました。まあ、溶け出しそうなくらい盛り上がってくれました。頭を撫でます。
白砂である。何度も埋まりながら這い出て。その上にまた積もる。【早退の日】 Hさんの話。仕事中に目がチカチカしてきたと思ったら、気を失ってしまった。気がつくとお医者に向かう車の中。気を失う直前に、目の前に知らない老人が現れて、自分に笑いかけてい
ごわごわタオルの魅力に夢中なチョビ子さん。ごわ好きはウィコさんだけかと思っていましたがなかなか。隣に座って頭を撫でます。動かない感じです。良かったね〜
再生である。繰り返し、何度も死ななければならない。形を変えて、最後は何になるのだろう。【杉】 Hさんの話。自宅から山の浦へ向かう途中にある大きな杉の木。遠くから寄っていくと、杉の木の横に人が立っているのが見える。近寄るとすっと木の影に隠れてい
イティさんは朝のパトロール。取り敢えず異常はないようです。良かった。膝の上に飛び乗って報告してくれます。えらいねーと背中を撫でます。得意そう。
亡塵である。向かうほどに不吉さが増し、忌まわしい空気が濃くなる。生々しく、同時に既に忘却されている、【短い叫び】 Hさんの話。雪の晩に時々、短い叫び声が聞こえることがある。そんなに遠くではない、家の近くでだ。老婆の声の様に聞こえる。子供の頃か
時々鳴きながらやってきて胸に乗るチョビ子さん。頭の模様を指でなぞると嬉しそうです。頭を撫でます。後ろに手を回して撫でないとちょっと怖がりますね。冷えたお耳を手で軽く摘んで温めます。
怒気である。ふと湧き上がりそちらを向く。しかし、やはり、暴力について何の理由も見出せない。【或る黴臭い夜】 Hさんの話。寝ようと横になり、灯を消すと、ふと黴臭さを感じた。気のせいとかのレベルではない。灯をつけて起き上がる、すると匂いは途端に治
ご飯を食べるか迷っているイティさん。取り敢えず、試してみることに。どのお皿のが良さそうか調査中。みんな同じだけど。。。背中を撫でます。調査続行。