呪詛である。押しつぶされそうな夢ばかり。波状攻撃されているように。【ついてくる】 Sさんの話。街の図書館で本を借りると、深夜に部屋のドアをノックされる事がある。静静とした足音が戸の向こうから聞こえることもある。無視はするが、その後ずっと部屋の
晴れて機嫌の良いチョビ子さん。イティさんの傍から窓の外を見てました。ぽかぽかしてたのか大欠伸。まあまあ、のんびりしててください。頭を撫でます。
凍星である。赤い点が見張っている。涙で滲んで少し広がる。【赤い火】 Sさんの話。町外れを歩いていたら、知らない家の玄関が開け放しになっていた。見るとはなく中を見た。奥に行くに従って暗く、最奥に小さな赤い火が二つちろちろと燃えていた。詳細はわか
元気なイティさん。文句も少し目にご飯を食べてくれました。頭を撫でます。朝は寒いので一階の見送りは少なめな昨今。行って来ますね。
濃紺である。うっすらと顔が浮いては消えていく。暗い海の底の様に。【紙屑】 Sさんの話。公園の花畑の前に時々変なものが浮いている。近寄る途中で見えなくなるのだがお粋な紙屑を丸めた様にも、人がそんなふうに丸まっている様にも見える。くしゃっとしてい
ご飯の後寛いでるチョビ子さん。頭を撫でると今日もふかふかです。最近は胸の上で長く寝てくれる様になりました。あまり噛まない、と思っているとジェスチャーだけはします。
辛辣である。敵である、敵である、敵である。絶えず誰かが耳に囁く。【覗く人】 Sさんの話。その親戚の家に泊まると夜中に覗きにくるものがある。何故か目が覚めて、視線の先にある襖が少しだけ開く。地面に顔を横向きにつける様に誰かがこちらを見ている。怖
天袋で寝るチョビ子さん。ねむねむかおでした。声を掛けて足を撫でます。いきなりやると吃驚しますので。やはり眠そう。おやすみなさい。
放蕩である。隠棲の書物を手に入れる。彼方を思う、境目に立つことを。【春の終わりの夢】 Sさんの話。子供の頃、続けて同じ夢を見た。初夏の山沿いの日陰の道を気持ちよく歩いていた。木々の枝葉が生い茂り、トンネルの様になって涼しく気持ちが良い。下り坂
まっすぐこちらを見るイティさん。肩の上に乗るのかどうか考えている様子。結局止めといた様です。頭を撫でます。少し嫌がる不思議。
雷罰である。逃れられない手をなんとかすり抜けようと。まるで契約の証のように頭が疼く。【化粧の匂い】 Sさんの話。中学生の時、自席が教室の後ろの席だったりすると、時々おかしな事があった。授業中に自分の肩にしなだれかかってくる様な誰かの重みを感じ
外を見るイティさん。気持ちよさそうです。やはりお日様が1番ほかほかしてるのでしょう。頭を撫でます。ごめんね、と窓を閉めて出掛けます。
死海である。歩みを止めて。沈んでみる。【大写し】 Sさんの話。ある晩、目が覚めると壁に大写しになった顔が見えた。こちらを見ている女性。とても美人だった。ただ柔らかな無表情で何の感情も伝わってこない。電池が切れたようにばっと消えて真っ暗になった
ご飯を牽制するイティさん。食べてはくれるのですが、これじゃないんだよなあ的な素振りも。なるべく好きなものをあげたいのですがそればかりだと確実に飽きるお年頃。頭を撫でます。夜に期待を!
恩讐である。奴らから奪うことに躊躇わない。荒れ果てた、何と荒れ果てたことか。【夏の大通りで】 Sさんの話。夏のある日、大通りの空いた道路の上で浮いて踊っている人を見た。跳ねているようにも争っているようにも見えた。見ているのが何となく辛かった。
隠れて不満を表明するチョビ子さん。うーん、なんだろ、、近寄るとそうでもなさそうにすりすりして来ました。頭を撫でます。ふかふかしてました。
切迫である。寛大な空気を感じる。だからなるべくこの怒りを殺して。【冬のプール】 Sさんの話。通っていた中学のこと。冬に校舎の3階から校庭の向こうにあるプールを眺める。更衣室の建物の脇に誰か立っている。顔はわからないが制服を着ている女子。でも、
今朝はここが1番、とイティさんが鎮座します。掛け布団は畳まず。背中を撫でます。ほかほかしてました。行って来ますね。
今朝はここが1番、とイティさんが鎮座します。掛け布団は畳まず。背中を撫でます。ほかほかしてました。行って来ますね。
無為である。目の光を次々と失うことばかり。いつも冷やされて思考も止まる。【コマ】 Sさんの話。大昔の話。お正月に親戚の家に行った。1人でその家を探検する。ある部屋から気配を感じて襖を開けた。何か音が聞こえた。見ると部屋の隅の板間のところでコマ
チョビ子さんの機嫌の良い朝。頭を撫でます。そろそろ寒さも一段進みましたね。いく先々に付き纏うチョビ子さん。いつも何かおねだりしたそうな。
陰風である。其処から見る景色。ただの視線であれば問題なし。【お辞儀】 Sさんの話。一階の納戸の手前に座敷がある。時々、とても顔の白いお婆さんを見る。目を合わせたことはない。いつも何となくお辞儀してしまう。以上、本日の怪談である。うーむ。
壁に爪を立てようか迷っているチョビ子さん。やめようねーと背中を撫でます。やめてくれたけど胸の上に乗って動きません。そして近い。お髭がくすぐったいです。ふかふか。
喪失である。反射する様々な波を跳ね返す。誰も居ない空間。【疲れる朝】 Sさんの話。子供の頃から深夜に変な窮屈さで目覚める事があった。自分の両隣に人が居て、ぎゅうぎゅうと押してくるような感じ。目が覚めても体も動かせず、また眠りに落ちる。そん夜か
お布団に入りたいイティさん。何か一つサービスを。手をぺろぺろ舐めてくれました。ありがとうねー頭を撫でます。布団に潜っていきました。
惰眠である。大袈裟なことは何も起きていない。だが、実は深刻な状況ではある。ずっとそうなのだ。【気になる声】 Sさんの話。大体どこでもあるのだが、初夏とか、沢山花の咲いている花壇の近くを通る時。時々、花壇の方から囁き声のようなひそひそ話が聞こえ
今朝はご機嫌なチョビ子さん。晴れた朝はやはり違いますね。いつもよりいっそうふかふかな頭を撫でます。のんびりしててくださいね。
今朝はご機嫌なチョビ子さん。晴れた朝はやはり違いますね。いつもよりいっそうふかふかな頭を撫でます。のんびりしててくださいね。
回転である。止まらずに。考えずに。【気になる声】 Sさんの話。学校には地下室、というか地下に倉庫があった。その鉄扉の前に立つと何時も中から声が聞こえた。ぼそぼそと笑っているようにいているような女性の声。怖いし、開けたことはないが、何でか気にな
ふくふくとしたチョビ子さん。今朝は寒かったので二階からお見送りです。既に夜ご飯に期待していそうな素振り。頭を撫でます。熱い視線を感じます。