降毒である。少し紫色の夜空。怪しい何かが過ぎていった。【蜘蛛】 Hさんの話。時々家の何処かから、啜り泣きのような声が聞こえる。探して回っても何処が、声の場所なのかはよく分からない。ただ、何時もその声の近くで、少し大きめの蜘蛛が巣を張っているの
イティさん、残念そうな朝。すぐに晴れるから元気出してください。頭を撫でます。今日は大人しく部屋に篭っていそうですね。
イティさん、残念そうな朝。すぐに晴れるから元気出してください。頭を撫でます。今日は大人しく部屋に篭っていそうですね。
赤丸である。ものがずれて見える。音もなんだかチグハグに。【塵】 Hさんの話。紅葉の季節、山に入ると、ところどころで見事な風景を堪能できる。だが、時々場違いに、落ち葉の中で立ち竦んでいる人、と言うより影のようにも、塵が連なったように見える。一応
投降である。あそこまでいく間に撃たれるかもしれない。そんなことは何度もあった。【お礼】 Hさんの話。深夜に目を覚ました時に、時々部屋の襖が開いていて、誰か立っている。ゴツい感じの男の人のシルエット。守ってくれてるんだ、という感じがしている。寝
雨の朝、ちょっと残念がっているチョビ子さん。皆、大人しくしてます。こういう日を繰り返してだんだん暖かくなりますが、待ちきれなさそう。頭を撫でます。ふにゃりとお返事。
雨の朝、ちょっと残念がっているチョビ子さん。皆、大人しくしてます。こういう日を繰り返してだんだん暖かくなりますが、待ちきれなさそう。頭を撫でます。ふにゃりとお返事。
改編である。ぼやけた視界で過ごす。夜はどんどん悪を育てる。【血】 Hさんの話。お墓参りをすると、帰って着替える時に、下着やシャツに血がついている事がある。特に怪我もしていないし、なぜなのかは分からない。見つける時には、何時もちょっと濡れていて
安寧である。一つの夜の涙を見た。結晶のような。【体育館】 Hさんの話。中学生のころ、学校の体育館で1人でいる時に気がついた。短く息を吐く。静まり返った体育館に、余韻のように人の声が聞こえ、消えていくのが聞こえる。少しがやがやとした人の話し声。
丸まった背中が可愛らしいイティさん。窓辺にビタ付きですね。頭を撫でます。休日なので窓は長めに開けてます、今日は気温も高く、寒さも問題なし。のんびりと!
揺堕である。息が苦しい。身体も眠い。【触る】 Hさんの話。夜に身体を触られる事がある。いきなり冷えた手のひらが、服を無視するように背中に押し当てられる。夜にしか起きないが、時間や場所を選ばない。気を付けているが時々忘れてて、酷く吃驚する。以上
お耳をピンとするチョビ子さん。鳥さんの声を聞いてるようです。朝の鳥さんにソワソワしてる感じなのかな。頭を撫でます。ふわふわしてました。
干渉である。忘れていた海が遠のく。何も考えられず眺めているのみ。【四つ辻】 Hさんの話。少し離れたところにある四つ辻は怖かった。他の人には分からないが、自分はいつも変な匂いを感じてしまう、それは多分血の匂いで、時には気持ち悪くなってしまう。と
お見送りに来てくれたイティさん。早く二階に戻りたいみたいですね。頭を撫でます。今朝は暖かいからかちょっと運動会みたいな感じでした。
紙解である。目がしばしばと閉じていく。次の明日はいつくるのだろう。【足跡】 Hさんの話。小学校の或る教室は、変だった。掃除しても明る朝には子供の足跡だらけになってしまう。あまり使う場所でもないが、掃除は毎日やった。運動靴の足跡も裸足の足跡も、
やや暖かい。。。が、まだまだ!という感じのイティさん。今日から少しずつ暖かいはず!頭を撫でます。まだ、怪しんでますね。だんだん春ぽいですね。
矜持である。深海を進む。どうにもならないのか。【或る夜の足】 Hさんの話。或る夜に、ふと目が覚めてみたもの。壁の辺りの空気が揺れた。白い足が現れてまた見えなくなる。とても綺麗な足だった。以上、本日の怪談である。うーむ。
窓に夢中なイティさん。近寄っても気が付きません。頭を撫でます。そこでようやく文句鳴き。はいはい、ごゆっくり。
昨日は寒かったせいか皆集合してました。イティさんは今朝はホカペ。今日から少しづつあったかいぽいよ、と言ってもなかなか信じなさそうなお顔。頭を撫でます。
空転である。傍にいるものに語りかける。返事はないが、頷いているように想像する。【トンネル】 Hさんの話。山の中程にトンネルがある。人が歩く用のためのものだが、そこそこ手入れもされていて嫌な雰囲気はない。中に進んでいくと急に空気が変わるのがわか
眠そうなチョビ子さん。頭を撫でます。ご飯と訊いたら、ごはーんと鳴きました。急いで支度を。沢山食べてくださいね。
欺瞞である。嘘をつかれた記憶を探る。自覚なき虚偽を。何に対してかよく分からない大きな怒りと淋しさが募る。【農道】 Hさんの話。その農道を通ると時々見る。遠くに見える向こうから歩いてくる人が、途中で消える。消えるというか、地面に落ちたみたいにい
活面である。ものの話を聞く。とても耐えられそうに無い。【桜の木】 Hさんの話。山の入り口にに大きな桜の木が立っている。遠くから見ると猿のような人のような影が気にまとわりついているのが見える。寄ると見えなくなる。以上、本日の怪談である。うーむ。
窓に夢中なイティさん。近寄っても気が付きません。頭を撫でます。そこでようやく文句鳴き。はいはい、ごゆっくり。
深海である。誰にも会わない海の底。なにも持ちたくない。【唱える】 Hさんの話。時々深夜に聞こえる読経のような声。大勢で静かに唱えている。足音も人の気配も感じないが、声は家の脇を通り過ぎて山の中に入っていく。以上、本日の怪談である。うーむ。
呼んだら振り向いたチョビ子さん。何となく忙しそうな訴えを感じます。そうは見えませんが。頭を撫でます。風がちょっと冷たそうなので窓は閉めました。
忘却である。安い誘惑が蔓延る。倒れていく人々を誰も正視できない。【ざわめき】 Hさんの話。夜中に目が覚めると、妙に胸騒ぎがした。家の周りが妙にザワザワとしている。時計を見ると3時を過ぎたあたり。細い悲鳴のようなものが家の前を通り過ぎて下の方へ