ご飯を勢いよく食べたウィコさん。何となく吐きそうな雰囲気、だが耐えてます。しばらく見てましたが大丈夫そう。頭を撫でます。すりすりしてまた食べに向かいます。ゆっくり食べてね。
明夜である。忙しなく動き回る。誰も心ここに在らず。【死臭】 K君の話。お葬式の家の前を通ると、変な匂いを嗅ぐ。線香とかそういう匂いではなく、古い埃を濃くしたような、何とも言えない匂い。友人に話しても誰もそんなことは感じないようである。死臭とは
玄関前で待ち構えるイティさん。朝の玄関は光がいっぱい当たっていてあったかいのです。内戸を開けるとするっと行きました。靴を履いて頭を撫でて出掛けます。お見送りありがとう。
玄関前で待ち構えるイティさん。朝の玄関は光がいっぱい当たっていてあったかいのです。内戸を開けるとするっと行きました。靴を履いて頭を撫でて出掛けます。お見送りありがとう。
紫文である。欠けているものを探す。今、何がと。【安堵】 K君の話。夕方に、山際の公園の砂場に小さな女の子が1人でいるのをたまに見る。少しだけ視線を外すと居なくなる。昔から見ていて、その子はずっと成長していないように見える。いつも、つい探してし
呼んでも向いてくれないイティさん。それより、とのそりと冒険を開始してます。やれやれ、とチョビ子さんの頭を撫でて出掛けます。
青血である。耳鳴りが報せてくれた。夜に磨き上げられた欠片。【滂顔】 K君の話。夜中に目が覚める、至近距離に何かあった。見えないのでわからないが、誰かの顔のように思った。うわっと思って転がるように起きたが部屋には誰も居ない。でも、他人の匂いが漂
呼んでもこっちを向いてくれないイティさん。しかたないので横顔を。今日も玄関チェックしてくれました。異常はなかったようです。ありがとねー頭を撫でます。
佳境である。地獄から地獄へ、運ばれる。引き伸ばした今が、いつまでも続き繋がる。【溶けかけた】 K君の話。ふと深夜に目を覚ますと、自分の勉強机の上に何か見えた。薄く光っているようなそれは、溶けかけた顔のように見えた。目を離せずに見ていると、少し
玄関を偵察するイティさん。気になるスポットのようです。何もないのを確かめると中に入ってお見送りしてくれました。頭を撫でます。
死活である。風景を目に留めない。今は一刻も早く。【呼ぶ声】 K君の話。名前を呼ばれた気がして振り返る。誰も居ない。子供の頃から通る、高速下の短いトンネル。何となく聞いたことのある、少し年老いた男の声。以上、本日の怪談である。うーむ。
彷徨である。その感触を忘れないだろう。重さも優しい柔らかさも細やかさも。【廃車】 K君の話。海岸沿いの荒地に廃車が乗り捨てられてあった。名前はわからないが、古い国産のスポーツカーである。何でそこにあるのかはわからない。でも、近くに寄ると、悪い
ほかほかマットの上だ器用なポーズで寛ぐチョビ子さん。あったかいようで何より。しゃがんで背中を撫でます。少ししてベッドに甘えに訪ねてきました。
半死である。毒が回るように起き上がれず。息する胸がゆっくり上下する。【墓地の側で】 K君の話。以前、山極の墓地の入り口で、事切れている老人が見つかった。詳細はわからないが、夜中に墓地に出かけていき、そこで心臓発作が起きて亡くなったらしい。それ
枕元で待機するイティさん。布団にスムーズに入れるように時々ちょいちょいとノックしてきます。掛け布団を捲るとすすすーと入りました。背中を撫でます。
黒鞄である。祈りしか思い浮かばない。頭を地面に擦り付けて。【木の下で】 K君の話。夏に近くの山に行くと、雨が降ってきた。大きな木の下に避難しようとすると、頭の上ほどの高さに黒い靄のようなものが溜まっていた。蠢いていて時々人の顔のような形に見え
いつの間にかこんなところにいたイティさん。朝からトリッキーな移動を繰り返してました。暖かいところを探して歩いているのかな。頭を撫でます。朝ごはんは今ひとつだったぽいです。ごめんねー
斑目である。ぼんやりと迂闊な日を過ごす。息も絶え絶えに。【体で覚える】 K君の話。子供の頃、小さな廃屋が近くにあった。よく忍び込んだ。が、そういった日の夜には決まって気持ちの悪い夢を見る。何だか分からないが気持ちの悪い匂いをいっぱい吸い込んで
朝、素早きイティさん。忍者のようにヒュンヒュン駆けてます。お見送りには玄関まで来てくれました。頭を撫でます。大きく文句鳴きして去っていきました。
朝、素早きイティさん。忍者のようにヒュンヒュン駆けてます。お見送りには玄関まで来てくれました。頭を撫でます。大きく文句鳴きして去っていきました。
黒玉である。何かおかしい。ずれていく感覚。【流木】 K君の話。祖母から、大きな流木には近寄ってはいけない、と言われた。大きいものには色々乗ってやってくるから、と。確かに、遠目に傍に黒ずんだものや妙に白っぽい獣のようなものがいるのを見る事はある
最近朝はパッチリしてるチョビ子さん。今日もなにやら元気そうです。ふかふかの首の辺りを撫でます。細く鳴いてお見送りしてくれました。
減衰である。悪い事は重なるもの。立ってはいるがふらふらする。【雨上がり】 K君の話。近くの山際に、大雨の後は滝のようになる場所がある。雨上がりにその場所に行くと、水が落ちる上にうっすらとした何かが浮かんでいる。見ているうちに幾人もの人に見えて
お布団で何やら遊んでいるチョビ子さん。回ったりタオルと戯れたり身構えたり忙しい。頭を撫でます。ほかほかして盛り上がってますね。行ってきます!
減衰である。悪い事は重なるもの。立ってはいるがふらふらする。【雨上がり】 K君の話。近くの山際に、大雨の後は滝のようになる場所がある。雨上がりにその場所に行くと、水が落ちる上にうっすらとした何かが浮かんでいる。見ているうちに幾人もの人に見えて
ほかほかマットのチョビ子さん。ここのとこ大体マットの上のいますね。今年はこれのおかげでだいぶ助かりました。近くに行って背中を撫でます。
不明である。動悸が不安定に乱れる。命の何かを軽視しているのだ。【壁面の顔】 K君の話。子供の頃のこと。朝学校に着くと、校舎の壁面に一瞬女の人の大きな顔が浮かんで、消える。そんなものをある時期、ずっと見続けていた。何となくそう云うものだと思って