褐色である。夜に目を見張る。耳も澄まして。【屋上】Uさんの話。マンションの屋上には行けなくなっているはず。しかし、バスの窓から自分のマンションを見るとよく誰か立っているのを見る。以上、本日の怪談である。うーむ。
夜のチョビ子さん。グイグイ来ました。と思ったら一転して大人しく。頭を撫でます。時々遠慮やさんなチョビ子さん。
寒空である。無常に続く道を眺める。またすぐにここを見るのだろう。【顔色】Uさんの話。朝通ると、顔色の悪い感じの女の人を庭先で見かける家がある。どこを見るともなく虚にぼんやり立っている。空き家で、殆ど廃墟のような家である。以上、本日の怪談であ
イティさん。朝ごはんは今ひとつだった様子。ひとまず温もってます。頭を撫でます。もう少し日が上るとちょっとあったかくなりますよ。お寛ぎを。色々用意します。
焼石である。遅れている。わかっている、急いではいる。【裏道】Uさんの話。帰る途中、急に街灯が減り、急激に暗くなる場所がある。時々、物音がし、道の端に何人か立ってこちらを伺っているような気配もする。誰も居ないのだけれど。こそこそと話すような声
チョビ子さんは隙間猫さん。窓の外を覗き見します。今朝は何か忙しく喋りながら胸の上に来ましたね。おかげで目が覚めました。頭を撫でます。もう少ししたら出掛けます。
大癪である。思うようにはいかない。せめて一雫だけ。【樹木】Uさんの話。裏の公園には桜の木が沢山植えてある。どれもそこそこ太くてかなり昔からあるのだろうな、と思う。夜にその公園を遠目に見ると、桜の樹木と樹木の間に人がみっちり立っているのを見る
イティさん。珍しくお布団の朝。頭を撫でます。文句鳴き無し。ほかほかしてそうなお顔でよし。もう少ししたら出掛けますね。
満響である。少しだけだった。石だけ拾ってまた歩く。【大顔】Uさんの話。マンションの外壁がに少し灼けたように褪せたところがある。そこに何度か、大きな女の人の顔があるのを見たことがある。映画のように映っているように見えた。とても古い感じのする女
イティさんには、炬燵は個室。暖かいなら何よりです。頭を撫でます。晴れ間がある日が多くてやや活発。明日は寝坊して遊びましょ。
繚乱である。引き攣るように笑う。いつの間にか話も出来ない。【油差】Uさんの話。近所に外灯がない場所があって、とても暗い夜がある。自転車だとおもうのだが、油を差していないようなキーキーと音をよく聞く。目を凝らしても見えない。灯りもつけずに誰か
晴れた良かったイティさん。でも、そこそこ風が冷たい気しますが。気にせずお外を鑑賞します。頭を撫でます。もう少ししたら閉めますよ。
不足である。空虚から虚無へ。胸が灼け、今直ぐにも。【昇降】Uさんの話。マンションは一応エレベーターがあるが、よく動かなくなる。すると、メンテナンスの会社が呼ばれる。1日で直らない場合もあって、そんな夜は閉じたエレベーターの扉の向こうが妙に煩い
お布団に潜るイティさん。あまり覗かれたくないみたいです。ごめんなさい。頭を撫でます。何よりここが1番暖かい様子。
悲痛である。轟々と鳴っている。目を瞑る。【黒窓】Uさんの話。マンションの五階の廊下の奥に窓がある。何でかその窓だけ黒くなっており向こうが見えない。艶のないペンキで塗ったのか、板が嵌め込まれているのか。汚れているのかと思ったが、わざとそのよう
省略である。早く帰ろうと急足。冷風に掬われつつ。【喧嘩】Uさんの話。熱が出てきたような晩。布団に潜って息を潜める。色んな音が聞こえる。主に喧嘩しているような罵り合いが多い。布団から出ると聞こえなくなるが。以上、本日の怪談である。うーむ。
隠れてお外を見るチョビ子さん。夢中で見てますね。何と無く盛り上がっているようです。玄関まで興奮気味に見送ってくれました。頭を撫でます。はい、噛まないでください。
隠れてお外を見るチョビ子さん。夢中で見てますね。何と無く盛り上がっているようです。玄関まで興奮気味に見送ってくれました。頭を撫でます。はい、噛まないでください。
赤光である。特に話も無く。黙って座っているだけだが、それで良い。【夜道】Uさんの話。深夜、外に散歩やコンビニに買い物などは時々行く。大体必ず、少し静かなところを歩きたくなって、後悔する。変なものを見ちゃったりして。先日は、家を取り壊した跡地
炬燵の中のイティさん。暖かそうです。今朝はご飯も窓も楽しみ最終的には炬燵。頭を撫でます。お水も飲んでくださいね。
脈動である。なるべく落ち着いて言葉を紡ぐ。そうしないと直ぐに悪化するからだ。【唸刀】Uさんの話。友人の家には、本当に人を斬った刀があって、時々飾るので見にいくことが多い。とても綺麗な刀である。その家では、唸り音とでも言ったら良いのか、機械化
お外を鑑賞するイティさん。朝の欠かせぬ行事ですね。頭を撫でます。短く小さな文句鳴き。今朝のご飯はまあまあだったようで一安心。色々準備します。
脳時である。どこかがおかしくなっているのだろう。まだ、こんな曜日なのに。【墓家】Uさんの話。夕刻に、自分を追い抜いて走っていく子供を見た。そのまま、墓地に入り、奥の方まで走っていく。そこは寺があるわけでも無く、先に人家はなかったと記憶する。
なかなか良い格好のイティさん。朝からサービス良いですね。頭を撫でます。さてはご飯と駆け回りました。お気に召すと良いのだけど。今朝のは微妙だったようです。精進します。
霞景である。今夜を乗り切ろう。毎晩そんな気持ちになる。【律儀】Uさんの話。窓を叩く音がした。気にせず、無視する。律儀に、正確に毎夜2時過ぎに鳴る。以上、本日の怪談である。うーむ。
そろそろいいでしょ、とやってきたチョビ子さん。最近の朝はココ。頭を撫でます。お好きなだけどうぞ。行ってきますね。
そろそろいいでしょ、とやってきたチョビ子さん。最近の朝はココ。頭を撫でます。お好きなだけどうぞ。行ってきますね。
軽率である。冷え切った空。冷たい風に涙が流れる。【子供】Uさんの話。子供の声がする。もうずっと、2時間くらい。家のどこかから。あと少ししたら空が白み始める頃、のこと。以上、本日の怪談である。うーむ。
気に入った場所に居座るチョビ子さん。頭を撫でます。動きませんよと短くお返事。大丈夫ですよ。もう一度頭を撫でます。