夜中、近くで侍ってくれるチョビ子さん。付き合いの良い猫さん。ずっと黙ってじっとしてます。時々優しく頭を撫でると気持ちよさそうでした。
残滓である。行方がもう分からない。迷い過ぎていく時間。【お守り】 Hさんの話。或る日のこと。近所を歩いていたら、足の裏で何かを踏んづけた奇妙な感触があった。それは誰かが落としたお守りであった。罰当たりなことをしてしまったが、然りとて拾って持ち
チョビ子さん。今朝はテレビの少し奥の方に居ました。ご飯も食べてお寛ぎ中ですね。撫でようとすると大欠伸。そのまま噛まないでねー、と頭を撫でます。
半壊である。何と脆いのか。いつもそれを考えてしまう。【栗の木で】 Hさんの話。裏山を歩いていて、のこと。少し見晴らしのいいところから離れた畑の方を見る。木の枝にお婆さんが片手で掴まってぶら下がっているのが見えた。あれは、確か栗の木だったはず。
肩に乗って運ばれるイティさん。楽しそうです。晴れたからか朝からみんな元気でした。イティさんは今日もじゃらしを叩き落としてがぶがぶがぶ。頭を撫でます。
薄暮である。落ちてくるのは星だろうか。鳥のようにも、人のようにも。【この辺の山】 Hさんの話。この辺の山は、少し怖い。登るときは注意している。遭難するほど険しいわけではないが、変な音が多い。一人で登っていると咳払いだの至近距離で息の音が聞こえ
イティさんはじゃらし遊びをしたいらしいです。肩に乗り、手を伸ばし独自に努力します。食い込む爪。何とかはたき落として指でちょいちょいしたりガブガブ噛んだり。頭を撫でると止められると思ったのか嫌がります。
イティさんはじゃらし遊びをしたいらしいです。肩に乗り、手を伸ばし独自に努力します。食い込む爪。何とかはたき落として指でちょいちょいしたりガブガブ噛んだり。頭を撫でると止められると思ったのか嫌がります。
泥炭である。足に絡みつく。吐いた息が漆黒であった。【叩く音】 Hさんの話。夜明け前だった。物音で目が覚めた。誰かが窓をノックしている。が、音は上にいったり下にいったり、場所が定まらない。鳥か?と思ったが、音は人が拳で叩いているように聞こえた。
チョビ子さん。寒いです。動きたくないですのポーズ。頭を撫でると大欠伸。そんなこと言わず、まあ、ご飯でも。ご飯は元気よく食べてました。
風都である。ふと触れた空気が凍る。誰にもうまく説明できない。【新しい墓】 Hさんの話。風のない午後だった。誰も歩いていない山際の道を歩く。墓地があり、脇を通ると新しいお墓があった。幾つも並んだ卒塔婆。通ると幾つかばたりと倒れる。昼間なのに妙に
起きたら枕元にチョビ子さん。お腹が空いたようです。そう言えば何回かウィコさんも来てたような。。。みんなお腹空いてたのかな。頭を撫でます。
放埒である。胸を張って真っ逆さまに。そこに向かって冷えていく世界。【親族】 Hさんの話。従姉妹の部屋が苦手だった。窓にいつも張り付くようにこちらを伺う女が居た。顔が似ているので親族だと思う。以上、本日の怪談である。うーむ。
夜付き添ってくれるイティさん。ありごとうねー、と頭を撫でます。ちょっと得意げでした。今日は晴れて良かったね。
灰棒である。夜は惨めさを増す。霧と一緒に現れる。【そのまま】 Hさんの話。久しぶりの友人と会った夜のこと。友人越しに見えた電信柱の影に知らない女の人が見えた。すっと柱の影に隠れてそのまま居なくなった。以上、本日の怪談である。うーむ。
すっぽりおさまるイティさん。そこそこ気に入ってくれてるようで良かったです。手を入れてお腹を撫でさせてもらいました。ぺろぺろとお返しを頂きました。
凶星である。黄色く染まる夜。今日を乗り越え明日の地獄へと。【ラジオ】 Hさんの話。霧の夜だった。ラジオを聴いていると、変な音が混じり始めた。世間話のように老人が話している。纏まりが無くて、番組放送のようには聞こえなかった。不思議と眠くならず、
じゃらしに食いつくイティさん。頑張ってます。そしてはたき落としたじゃらしにまっしぐら。他の方々が少し羨ましそうだったので暫しじゃらし遊びしました。夢中でじゃらしに食いつくイティさん。頭を撫でますが嫌がられます。
強慾である。右と左、それぞれのポケットに仕舞う。誰にも見せず、語らずに。【春の終わりの明け方に】 Hさんの話。春の終わり頃のこと。明け方に目が覚める。知らない女の人が窓辺に立っていた。カーテンの隙間から外を見ていたが、こちらが目覚めたことに気
チョビ子さんがスマホを覗き込んだので自撮り風に撮りました。丸い。。。ほかほかしてる体を撫でます。たくさん触らせてくれました。
骨樹である。優しい風だけが吹く。我を失う。【助手席の声】 Hさんの話。友人の車の助手席に座るといつも微かに声がする。小さな女の子の掠れたような声。はっきりどこにいるのかわからないけれど、すぐそばから聞こえる。中古車で買ったのだ、とは聞いた。以
ご飯の用意をするとイティさんが居ません。あれ?と見渡すとそこにいました。食べないの?と話しかけると肩にジャンプ。暫く肩座りを堪能してから食べてました。頭を撫でます。
鵠鳴である。物陰から見る。気が付かないように。【曾祖母】 Hさんの話。祖母は子供の頃、自分の曾祖母の幽霊によく会ったと言っていた。曾祖母の部屋、というのが使わずに残っていて、掃除などで入るときちっと座っている。生きている人と同じようで、時には
朝からお行儀よいチョビ子さん。曇りのせいか大人しいですがお姉さんたちは賑やかでした。出掛ける前に、みんなの頭を撫でます。2階でやんわりお見送り。
透明である。狂気とは透き通っている。それ故、全てを見通してしまう。【空いた電車】 Hさんの話。空いた電車に座っている時、隣の車両の方を見ると、時々見える。色が煤けたような人が、ふらふらとしている。老人だったり少女だったりするが、誰も夕暮れに見
テレビの裏にごろーりのチョビ子さん。実は快適ゾーンらしいです。チョビ子さんは撫でてほしいとやってきて鳴きねだりします。だいたい、夜朝1回ずつ。今朝はなくて良かったようです。頭を撫でときます。
暗雲である。なすべきことを忘れ。ただ、呆けて。途方に暮れる時間のことは忘れて。【足音】 Hさんの話。ふと目が覚める。階段から誰かが上がってくる音がする。自分の部屋の前にきて止まる。気配が消えたように静まり返る。再び眠ると、また同じように目が覚
イティさん、アンチョビさん、ウィコさん、みんな来ました。最近、みんな集まってきますね。それぞれ頭を撫でます。すぐ近所で野良さんが大きく鳴きました。ドドドと音をたててみんな二階に退避。
退魔である。寝苦しく息を吐く。温い時間が過ぎていく。【また足跡】 Hさんの話。帰って玄関を開けると奥で物音がした。自分の部屋の方である。入って確認すると誰も居ない。が、いつかの夜と同じように、自分の部屋の前に濡れた裸足の足跡があった。足跡は前
だいぶ暖かい日ですが、炬燵の中は外せないイティさん。少し捲ると快適なようです。頭を撫でます。でも、1番好きなのはまだまだ布団の中ですね。