嘔吐である。程なく崩れていくだろう。それは自重によって。重力によって。【呼声】Uさんの話。窓の外から呼ぶ声がする。夜中に、五階に向かってそんなことをする人はいない。自分の名前を呼んでいる、というのが気味が悪い。心当たりも無い。以上、本日の怪
チョビ子さんに手を振ります。するするとお見送りに来てくれました。頭を撫でます。なんか、ぐいぐい擦り付けてきました。のんびりお過ごしを。行ってきますね。
血祭である。こだまのように響く。胸は変わらず焼けるよう。【ニ墓】Uさんの話。マンションから何軒か隣くらいに隠れたようなニ基ほどのお墓がある。時々前を通るが、あまり良い印象がない。そちらは見ないし、聞かないし、というつもりでいつも通る。それで
チョビ子さんが胸の上に乗ってきました。頭を撫でます。目を細めてました。そのうち降りると思いますが、それまではどうぞ。
斬夜である。何も考えない。それに教えたりしない。【手摺】Uさんの話。家の階段には手摺りがついている。夜中など暗いまま移動すると、手の甲にヒヤリとした手が被さってくる事がある。なので、必ず灯りをつけて上り下りする。昼でもそうする。以上、本日の
炬燵の上からイティさんを守るチョビ子さん。頼もしい限り。頭を撫でます。そして玄関までお見送りしてくれました。ありがとね、なるたけ早めに帰ります。
炬燵の上からイティさんを守るチョビ子さん。頼もしい限り。頭を撫でます。そして玄関までお見送りしてくれました。ありがとね、なるたけ早めに帰ります。
牛頭である。ゆっくりと閉じていく。もう、閉じ込められてしまった。【嫌店】Uさんの話。深夜に少し離れたコンビニに行く。以前店員と揉めたことがあるのであまり行きたくは無い。兎に角、態度に腹が立ったのだ。もう一つ、帰り道に必ず後ろから聞こえる足音
居るかな?と炬燵を捲ると居るイティさん。捲らないでよーと不満顔。頭を撫でます。ピシリと手を叩かれます。あれ?叩いたのは炬燵の上に載ってるチョビ子さん。お姉さんを守っているのかな。こちらも頭を撫でときます。
裏目である。御神体を見てはいけない。砂に足元が埋もれていく。【嫌冷】Uさんの話。びちゃりとした感触が顔にして、飛び起きる。濡れたタオルを顔の上に乗せられたような。勿論そんなものは無い。ただただ、嫌な思いをするだけである。以上、本日の怪談であ
反目である。月が対面している。いつもの夜道といつもの空気。【叩音】Uさんの話。深夜にどん、と部屋の戸が鳴る。意味は無いし、時々のことだけれど少しびっくりする。が、まあそれだけである。どうせ開けても誰も居ないのだから。以上、本日の怪談である。
今日も雨の朝。チョビ子さんは色々思案中です。どうしてこうなったのか問われているような。頭を撫でます。ほかほかしてました。お部屋にいる分には寒くないはずなので。どうかここいらでのんびりと。
半目である。かわりばんこになら見ることができる。ざらついたような空気を運んでくる。【転倒】Uさんの話。躓いて転ぶ。両手を地面について助かった。が、目の前に顔があって、すぐに消えた。ニヤニヤ笑っているような見知らぬおじさんの顔であった。転んだ
ちょっと寒い朝、不満げなチョビ子さん。頭を撫でます。ふかふかなのに寒がりさん。お部屋は暖かくしておきますね。
濡日である。交換に何をよこすのか。黙って歯を噛み締める。【絶叫】Uさんの話。空が荒涼と曇った日だった。マンションの自室で過ごしていると、突如、大きな叫び声が聞こえた。とても大きな叫び声で、あった。何度も何度もながく、叫ぶ女性。何事かと、外に
窓の外が気になるイティさん。ややそわそわしてます。頭を撫でます。うむ、と窓辺に移動。姿は見えない鳥さんの声を追いかけてました。
窓の外が気になるイティさん。ややそわそわしてます。頭を撫でます。うむ、と窓辺に移動。姿は見えない鳥さんの声を追いかけてました。
回春である。そろそろと巡ってくる。怪しい灯りに誘われる。【室憑】Uさんの話。近所のアパートの一階にずっと空き部屋がある。窓はカーテンもなく中が見える。夜に中を覗くと暗い部屋の奥に背中を向けて立っている人をよく見る。時には座ってもいる。同じ人
春海である。ちびりちびりと舐めるように飲む。溜めるように注ぐ。【赤手】Uさんの話。赤い手のヒラのようなものを時々マンションの花壇で見つける。決まった場所ではなくあちこちで。赤ん坊ほどの真っ赤な手のひら。近寄ってみようとすると何でか急に見えな
イティさんも活発気味で春が近い感じがします。頭を撫でます。近くまで寄って来て張り付く猫さん。お髭がくすぐったい。そんな2月の終わりです。
夢想である。黒いゴムの夢は溶けてゆく。足の裏を切らないように走る。【耳閉】Uさんの話。眠れない夜が続く時が時々ある。体はぐったりしているのに、だんだんと神経が研ぎ澄まされるような気がする。頭の中にいろんな声が飛び込んでくる。自分ではどうにも
炬燵に巣篭もりするイティさん。よーく見ると居ますよ。頭を撫でます。落ち着くようで良かったです。そんなに寒くはなくなったかな?
炬燵に巣篭もりするイティさん。よーく見ると居ますよ。頭を撫でます。落ち着くようで良かったです。そんなに寒くはなくなったかな?
紙壁である。時間の塊に溶けていく。怠惰に。【階段】Uさんの話。深夜に目が覚める。少し遠くにマンションの階段を歩く音が聞こえる。登って、また降って。それが延々と続く。こういう日は余り眠れない。以上、本日の怪談である。うーむ。
チョビ子さん。食べてる後ろ姿。今日は少し寝坊したのでご飯遅れました。ごめんねー。頭を撫でます。いい食べっぷり。美味しいらしくて良かったです。
チョビ子さん。お澄まししてます。さっきは大欠伸してましたが。頭を撫でます。また少し暖かい週末なのかな。のんびり過ごしてください。
チョビ子さん。お澄まししてます。さっきは大欠伸してましたが。頭を撫でます。また少し暖かい週末なのかな。のんびり過ごしてください。
停止である。余り深くは考えない。冷えた旅路。【疲労】Uさんの話。部屋の中で時々、他人の声がする。時々とはいえ、一日に一回はあるかもしれない頻度。いつも無視してやり過ごすが、時々すごく疲れを感じる。以上、本日の怪談である。うーむ。