閉めようとすると窓のほうをぐるりと向くウィコさん。今日ですね。じゃあもうちょっと、と頭を撫でます。柔らかい毛を擦り付けてきます。
全敵である。思いがけず空を見た。そこに昔が広がっていた。【かんかくだけ】 Mさんの話。大学生の時のこと。1人アパートにいたら友達から電話が掛かってきて呼び出された。待ち合わせ場所の駅前に行ったが、時間になっても友人は現れない。1時間ほど待ったが
窓辺のイティさん。曇りでつまらなそうです。窓を開けるとそれでも色々眺めていました。頭を撫でます。グルメなイティさん。ご飯は、やや不満ながらも食べてくれました。
窓辺のイティさん。曇りでつまらなそうです。窓を開けるとそれでも色々眺めていました。頭を撫でます。グルメなイティさん。ご飯は、やや不満ながらも食べてくれました。
嵐中である。静かに崩れていく。仕方なくも無常。【しにがお】 Mさんの話。友人から聞いた。夜に電車に乗っていてふと窓に映る自分を見た。目は力無く重く閉じられて妙に弛緩した顔。確かに自分だが、今の自分ではない。死に顔に見えた。多分そう言う時が迫っ
真っ直ぐに目が合うイティさん。ちょっと怖いお顔ですね。肩を狙っているのです。頭を撫でようとするとするりと逃げ後ろに周り跳び乗られました。後ろ手に背中を撫でます。
憔悴である。わかってはいたが早すぎる。どうにもならない。【わすれもの】 Iさんの話。家を出て、忘れ物に気がついた。家の前に着くと中から人の話し声が聞こえる。女性が井戸端会議をしているような賑やかな声だが、何を言っているのかはよく分からない。試
チョビ子さん。顔を上げたところをアップ。最近は鳴きながら纏わりついてきます。弱めにカプカプ噛みつきますね。軽く文句言うと嬉しそうです。頭を撫でます。
六線である。静かに積もるように時が過ぎる。そろそろと焦りも強まってくる。【にどね】 Iさんの話。休日の午前中。何となく寝坊した日であった。目覚めると天井に渦を巻いているような気配があった。寝たふりして時々チラ見すると、うっすらと女の顔が浮かん
ウィコさんが朝からスタンバイしてます。晴れたので窓を開けました。牙を見せてお返事してくれます。頭を撫でます。あったか柔らかです。
ウィコさんが朝からスタンバイしてます。晴れたので窓を開けました。牙を見せてお返事してくれます。頭を撫でます。あったか柔らかです。
空洞である。掠めて向こうに飛んで行った。悩ましく恨めしい。【していせき】 Iさんの話。ある食堂。1番奥の隅の席。誰もいない時に入ると、そこに誰が居るのが目の端にちらちらとする。極力気にしないが、背中を向けるのも怖い。以上、本日の怪談である。う
朝、着替えている間ベッドの上で控えているイティさん。これは快適に肩に飛び乗るため、厚着になるのを待っているのです。上着を着た途端に来ました。背中を撫でます。弓のように丸めてますね。
朝、着替えている間ベッドの上で控えているイティさん。これは快適に肩に飛び乗るため、厚着になるのを待っているのです。上着を着た途端に来ました。背中を撫でます。弓のように丸めてますね。
沈黙である。息を潜めて耐えるように。ただ時が過ぎ去るのを待つ。【くうせき】 Iさんの話。電車の空席をよく見ると、見えないが誰か座っているのがわかることがある。説明しにくい。そういう席には座らない。以上、本日の怪談である。うーむ。
じゃらし遊びの後のチョビ子さん。にこにこしてますね。楽しかったようで良かった。若者代表として跳びまくってましたね。スタイルとしてはイティさんのように押さえつけて独占するのが好みの様子。頭を撫でます。
逸脱である。置いていかなければならないという。誰のことも彼のことも。【めいしょ】 Iさんの話。或る日電車に乗っていた時のこと。前の席でふざけて騒いでいる若者達がいた。ふと彼等の足元を見る。そのうちの数人の足首を黒ずんだ手が握っていた。恐らく、
やる気満々で背中に乗るイティさん。冬になったのかなあ、とこういう時に思います。背中を撫でます。肩を強めに踏み締めてジャンプして走り始めました。
虚溢である。飛ぶ鳥を見る。今、足元は見たくない。【でこぼこと】 Iさんの話。中学生の頃のことである。夜中に揺さぶられて目が覚めると傍に男が立っていた。顔がでこぼことひしゃげていて恐ろしい見た目だが、不思議と落ち着いていた。男は手を伸ばしてざら
真上からチョビ子さん。丸クッションも好きでよく寝そべってますね。頭を撫でるとほかほかでした。今日も曇っているので残念そうです。
終局である。直ぐに慣れる。何事も慣れてしまう。【かべおと】 Iさんの話。子供の頃のこと。畑脇に納屋があった。一人で入ると、誰もいないのに外から壁をどんどんと叩かれた。ぼんやりと、不思議に思ったそうである。以上、本日の怪談である。うーむ。
肩の上からにゅうっとしてじゃらしを見つめるイティさん。待ちきれないようですね。そのことばかり考えてた感じが伝わってきますが、今は着替え中。ちょっと待とうね。後ろでに撫でるとにゅるりと逃げます。
無叫である。彼方から迫っているのに。無意識は叫び続けている。【とりいれ】 Iさんの話。畑の収穫期。とりいれしていてふと顔を上げると、畦道に立っているお婆さんがいる。また、作業を再開し、顔を上げるともう居ない。もう何十年も前から見ているが、着て
寝床のチェックをしてくれるウィコさん。ありがたや。腰掛けて待っていると肩に乗り器用に箱座り。ウィコさんは軽いので平気なのですが、真似っこしたがりさんが熱い視線を。。。寝を伸ばして背中を撫でます。
白尾である。夜を待ち川に流す。微かな息遣い。【うっすら】 Iさんの話。近所のその家は、とても暗い印象のある家だった。暫く実家を離れて暮らし、久方ぶりに戻るとその家は無くなっていた。誰も住まなくなって取り壊したという。更地となってから、少し放置
どこで寝転ぼうか迷うイティさん。最近は潜らないなー、と思って居ると時々潜ります。寒さの駆逐に余念がありません。背中を撫でます。
汚点である。もがき続ける空気。昨夜の人々は何れかの夜に。【のきした】 Iさんの話。雨の夜。ある家の前を通ると軒下に青黒い顔をした女性の顔を見ることがある。何時も家を凝視し、中に入りたそうに見えた。でもあまり気持ちの良いものでないので、視界に入
じゃらし遊びを期待してるイティさん。最近は毎日やるのでわくわくして待っているようになりました。頭を撫でると文句鳴き。そんなのいいから早く!はいはい。
狩夜である。血が騒ぐ。どうにもこうにも。【くらがり】 Iさんの話。暗がりを見つめているとおかしなものが見える事がある。近くの山の脇に、細い横穴があって注連縄がしてある。何かを祀って居るのだろうけれど、何なのかは分からない。ふとある日の午後、前
眠そうなチョビ子さん。でもご飯優先のようです。用意に行くとついてきました。あれ、みんな来た。チラチラ様子を見に近寄る頭を撫でます。