光芒である。見守り見張るもの。放り投げ打ち捨てられるもの。【墓地の焦げ跡】 Hさんの話。真冬のこと。山際にある墓地でちょっとおかしな騒ぎがあった。冬の堅雪の地面の上に大きな人型の焦げ跡と藁の燃え滓が、残っていたのだった。雪の上に黒い濃い煤の跡
イティさん。今日は窓辺でお見送り。語り乗りたそうでしたね。朝はことさらなのかな?近くに行って頭を撫でます。行ってきますね。
殺戮である。それが夢。そればかりが溢れ出る。【揺れる】 Hさんの話。山の中を散歩すると時々起こる。身近にある一本の木だけ、急に揺れ始める。音をたてて激しく。動物がいるわけでも地震が起きたわけでもないのに。その木だけが揺れる。しばらく木を眺めて
行く前に肩に乗せて欲しいイティさん。しかし遅刻寸前です。頭をいっぱい撫でてどうにか出ます。名残惜しそうに追ってきました。帰ったら遊びましょう。
不知である。緋文字が頭の中で明滅する。今にも破裂しそうに。許すまじ。【石碑】 Hさんの話。近くの森を抜けたところに石碑が立っている。文字も削れており、何の碑なのか分からない。長年の風雨で削れたのではなく、引っ掻き傷がある。土地のものも詳しくは
椅子の下に潜むウィコさん。良い子の後ろ姿ですね。話しかけると鳴きながら振り返りました。頭を撫でます。のんびりしててください。
害夢である。一つ二つと足を忍ばせる。気付かれぬようにそっと逃げる。【貯水池�ぁ� Hさんの話。一度、貯水池の夢を見た。対岸に、と言っても十数メートルだろうか、その向こうに女性が立ってこちらを凝っと見つめている。洋服姿だが、少し古い感じのする服装
チラリと鴨居のじゃらしを眺めるイティさん。おやこれは。ジャンプして肩に乗りました。そしめじゃらしの側に行きたがります。近くに行くとうまくはたき落として夢中で噛んでます。頭を撫でます。
白木である。沢山の船の上に。目的地があるかのように揃って動き始める。【貯水池��】 Hさんの話。今では近くには行かないようにしている。遠くからそな貯水池あたりを眺めると、頭の中であの悲鳴のような声が鳴り始める。目を離すと消え、見ると少しずつ聞こ
階段に座ってお見送りのチョビ子さん。曇ってますが寒くないので猫さん達も朝から活発です。頭を撫でます。寝転び場所が少しずつ板の間に変わってきました。
鋭痛である。身体を預ける。暫くの間。【貯水池�◆� Hさんの話。高校生の頃、友達に連れられて、久しぶりに貯水池に行った。ちょっと嫌な気もしたが、もう大丈夫だろう、と変な見込みを信じた。声はまだ聞こえたが、子供の頃に聴いた時よりは小さく、何とか我
カーペットやら周りをくしゃくしゃにして自分の砦のようにするイティさん。満足げに佇みます。まあ、でも直します。不満鳴きが聞こえるような気もしますが、ほっとくわけにもいかず。。。頭を撫でます。ほかほかとまだ不満げ。
乾髪である。幽霊が集まって来る。放った石はどこかに当たる。【貯水池� � Hさんの話。少し山の方に貯水池がある。少し苦手な場所だ。近寄ると頭の中に悲鳴のような声が聞こえて来る。それがだんだん強くなる。子供の頃、友達に誘われて出た時には、行き着け
今日は朝ご飯を待っていたチョビ子さん。うむうむとご飯の支度を待っていました。終わったら窓辺でお寛ぎ。出掛ける前に頭を撫でました。うむ、と頷いていました。
暮夜である。人の波から逃げる。追いかけて来る声に耳を塞ぐ。【鍬の音】 Hさんの話。荒れた草だけの空き地がある。ずっと前に畑だった。そこの家の人が皆いなくなって今は荒地となっている。春先、夕方とか夜にその前を通ると、荒地だった畑に鍬を入れる音が
朝からやる気のイティさん。朝から背中や肩に張り付いてました。ぐるぐるという音がずっと耳元で聞こえます。椅子のクッションの上に降りて頂きました。頭を撫でます。
朝からやる気のイティさん。朝から背中や肩に張り付いてました。ぐるぐるという音がずっと耳元で聞こえます。椅子のクッションの上に降りて頂きました。頭を撫でます。
毒草である。体の芯を抜けで出て行ってしまう。昨日と今日の見分けがつかない。【火の玉】 Hさんの話。お祖母さんから聞いた。その辺りで誰か亡くなると、夜に仲良くふらふらと飛ぶ火の玉が家の裏あたりに出たと云う。何か喜んでいるようだったそうである。以
ふと立ち止まるウィコさん。何を考えているのでしょう。わかりません。この後、背中によじのぼったりなかなか暴れておりました。いまをごしごし擦り付けます。頬のあたりを撫でて宥めました。
ふと立ち止まるウィコさん。何を考えているのでしょう。わかりません。この後、背中によじのぼったりなかなか暴れておりました。いまをごしごし擦り付けます。頬のあたりを撫でて宥めました。
睥睨である。忌々しい家が見下ろしている。身をすくめ、やり過ごす。【肩叩き】 Hさんの話。1人で台所に居て洗い物をしていた。ふと、肩を叩かれ、振り向く。誰も居ない。暫くするとまた肩を叩かれた。なんだか気味が悪いので洗い物は後回しにしようと台所を
何かの加減で荷物で塞がれ、押し入れの奥から出れなくなったチョビ子さんを救出。ご飯をあげると食べてました。探検も考えものですね。潜むのが好きなお年頃のようです。頭を撫でます。
夜道である。語りかけて来る闇。夢から覚めるか家に着くのが先か。【枯れ野】 Hさんの話。秋が深まり、冬の近く。芒の野が枯れ野になる時期。ゆらゆらと枯れ野の真ん中に人ほどの大きさで逃げ水のようにゆらゆら揺れているものを見かけることがある。それを見
やはりここにいたイティさん。取り敢えずお気に入りの場所にいました。お風呂に入ったらやってきて半分渡した蓋の上にごろりと。あいそいいですねー。お腹を撫でます。ぺろぺろお返事。
反動である。空っぽの気持ちを放つ。疲れた肉体だけが横たわる。【寒い夜】 Hさんの話。夜中に目が覚めた。暖かいはずの日なのに何故か寒く感じる。階段からゆっくり上がって来る足音を感じた。僧侶、のような気がする。何となく頭に映像が浮かんだ。そして、
え、もう閉めるの?と不安げなチョビ子さん。出掛けるからねー、ごめんねー。頭を撫でます。ほかほかしてました。着いてきてお見送りしてくれました。
祭骨である。見えない方へ手を伸ばす。それでも手が藻搔いている。【ざわざわとした日】 Hさんの話。或る曇りの日。お墓の掃除に行った。ざわざわと気配が濃い。何だろうか。なるべく早く立ち去ろうと思い、急いで掃除を済ませると墓地を出た。すると、
アップのチョビ子さん。最近は夜やってきて胸に乗ってこのくらい近くまで来ます。噛みはしませんが、どきどきです。背中を撫でると落ち着きます。暫くすると寝に向かうようですが、どこで寝てるのかな?
アップのチョビ子さん。最近は夜やってきて胸に乗ってこのくらい近くまで来ます。噛みはしませんが、どきどきです。背中を撫でると落ち着きます。暫くすると寝に向かうようですが、どこで寝てるのかな?