イティさん。ちょこんと座って良い仔のおみおくり。頭を撫でます。今日は雨とのことで涼しいでしょう。のんびりお過ごしください。
白虎である。音の色彩が抜けていく。足の裏がじわじわと熱くなる。【移動教室】Hさんの話。一度だけ。小学生の頃、移動教室で少し古い棟の端にある教室に向かう。一番乗りだった。がらりと、木の引き戸を開けると全ての席に着席していた生徒がこちらを見た。
チョビ子さんは、するっと登場。行ってきますね、お手を振ります。とことかと降りてきました。頭を撫でます。ややほかほか。涼しいとこで昼寝でも。
乱考である。わからないことばかり続く。放埒な考えが止まない。【霧】Hさんの話。濃厚な霧の日。霧をずっと見ていると気持ちが悪くなってくる。何とも表現しがたく、いろんなものが混じって見えてくる。以上、本日の怪談である。うーむ。
窓辺のイティさん。気持ち良さそうです。頭を撫でます。小さなお口を開けて文句鳴きでお返事。何となく嬉しくなりもう一度撫でます。
窓辺のイティさん。気持ち良さそうです。頭を撫でます。小さなお口を開けて文句鳴きでお返事。何となく嬉しくなりもう一度撫でます。
遠来である。うねりながら押し寄せてくる。もう防ぎようが無い。【人魂とでも云うべき】Hさんの話。ある夏、山を歩いていた時のこと。林の中からふっと人魂と云うべきものが浮いて出てきた。不意のことに驚いていると、そのまま向かいの茂みに飛んでいって見
イティさん。朝は板の間。冷たくて気持ち良いらしいです。頭を撫でます。座って少し一緒に遊びます。暑い季節は更に暑く。
イティさん。朝は板の間。冷たくて気持ち良いらしいです。頭を撫でます。座って少し一緒に遊びます。暑い季節は更に暑く。
徒労である。通じぬもの。飽くなきもの。【仏間】Hさんの話。ひたひたと足音が聞こえて、浅い眠りから目を覚ます。それは、仏壇の前まで行き、また引き返していく。仏間で寝るとこの足音を深夜に聞く。以上、本日の怪談である。うーむ。
外を覗き見るアンチョビさん。こっそり風ですね。頭を撫でます。いつもイティさんに遠慮して、隠れ気味にみてます。ご飯の支度します。
灯籠である。ぼんやりとした空気。左足に冷たいもので触られた。【夜道】Hさんの話。時々夜に歩いて移動することがある。誰も歩いていないのが常だ。が、時々すれ違う人。何度もすれ違う。だから気を引かない様に、そちらを見ないようにしている。以上、本日
朝、窓辺に張り付くイティさん。窓の外鑑賞はやはりカクベツなのか。ちょっとずつ変わるお外の景色。頭を撫でます。ご飯の支度をしますね。
白亜である。期待して、闇に向かう。人の意思を勝手に積んだり崩したり。【昔の映画】Hさんの話。ビデオやDVDで昔の映画を見たりしていると、いつの間にか部屋がざわざわと騒がしくなる。もういいやと、思っても何となく止められない。以上、本日の怪談である
イティさん。今日も今日とて玄関先。頭を撫でます。うむ、と頷いて中に入って行きました。快適な場所でのんびりとお過ごしくださいな。
青騎である。椅子は居心地が悪い。元には戻らない。【白い半紙】Hさんの話。何がきっかけか。白い半紙が、ひらひらと部屋の中を舞った。エアコンもつけてないのに、風に乗る様にゆっくり部屋中を巡回して、目の前に落ちた。はて、と思う。そもそもこの紙はい
今朝も玄関で待つイティさん。板の間が気持ち良い季節です。靴を履きつつ頭を撫でます。手をぺろぺろしてくれました。ありがとね、とお礼を言うと中へ。
奇岩である。とぼとぼと向かう。いろんなものを落とし、失くし。【貯金箱】Hさんの話。深夜、部屋の中でチャリチャリと音が聞こえた。多分、机の上に置いてある陶器の貯金箱を揺らしている音だ。何者かはわからないが、知らんぷりした。以上、本日の怪談であ
玄関の上り框で待ち構えるイティさん。寒すぎず暑すぎない板の間を移動してる様ですね。頭を撫でます。中に移動して行きました。行って来ますね。
亜空である。戯言が、どんどんと表にはみ出て覆い尽くす。もう、誰にも会わぬほうが良い。【雨の日】Hさんの話。雨に烟る日だった。おーい、と誰かを呼ぶ様な声が聞こえ、家の前の道を通って、山の方に向かっていった。暫くすると、降りて来て、それをずっと
玄関先までお見送りに来たイティさん。ちょっと出掛けてきますね。頭を撫でます。柔らかな毛。今日も椅子でひと寝入りする様です。
短刀である。三日月を空に抱き、帰らない時間を忘れる様に。どんどんと忘れる様に。【柿の木】Hさんの話。家に何本かある柿の木を、一本切った時があった。その晩は庭が妙に騒がしく、ざわざわとしていた。動物の鳴き声と人の声が混じっていた。以上、本日の
イティさんは椅子の上が再び定位置に戻りました。頭を撫でます。寝そべったまま文句鳴き。行って来ますね。顎を撫でます。目を細めてました。
望洋である。息は詰まる。昨日よりも。【窓開け】Hさんの話。朝起きると窓が空いていた。少しだけ隙間があるのだ。時々そういうことがある。それで、一度だけ深夜に外側から白い手が窓を開けているのをみたことがあって、それを思い出す。以上、本日の怪談で
水底である。重く怠い。もう何もかもどうでも良くなって来た。【靴音】Hさんの話。深夜目が覚める。唐突な目覚めに戸惑っていると、さらに唐突に屋根の上を歩く、靴音が聞こえた。革靴の様な硬い音。自分の真上からぐるぐる回る様に聞こえてくる。ずっと鳴っ
お見送りですりすりしてるチョビ子さん。朝から活発で結構。ご飯も食べてこれからパトロールですね。頭を撫でます。よろしくね〜
甘味である。やるせない気持ちでいつも振り返る。いつ迄の命か。【風景の思い出】Hさんの話。子供の頃の思い出。山際にある池の上に、丸いモヤっとしたものが浮いていた。運動会で使う大球転がしの球ほどの大きさがあったと思う。それをぼうっと眺めていると