そろーりと玄関先への脱出を試みるチョビ子さん。戸の向こうに行ってみたいだけだとは思いますが。抱っこして階段まで運びます。すると今度はイティさんが。うーん、なかなか出れません。
安寧である。砂を踏んで進む。肺が痛い。それでもただ、安心して歩く。【覗く目】 Hさんの話。親戚の家に泊まりにいくと、夜中に覗く目をよく見た。真ん中がガラスになっている障子戸で、深夜にそこから目が覗くのが見える。不思議と顔はわからなかった。怒っ
お出かけを待ち伏せするチョビ子さん。板の間から離れないです。しゃがんで頭を撫でます。目を丸くしてこちらを観察。行ってきますね。
走狗である。何かに言わされているのか。誰かに運ばされているのか。【工事】 Hさんの話。近所で工事をやっていた。下水道工事だったのではないか、と思う。木陰に停めてあるワゴン車。ちょうど真横を通った時、助手席に暗い目をした男が座って工事の様子を見
イティさんは高いところに。静かにしてますね。この気候でも夜は布団潜りはしたいようです。手を伸ばして背中を撫でます。体を捻ってぺろぺろとお礼。
異物である。静かな夜。静かに足元で戯れる。【痣】 Hさんの話。早朝に目が覚めた。もう一度眠ろうと目を瞑ると身体が動かない。ちょうど横向きにと姿勢を変えた直後だった。面倒くさい。無視していると腕を掴まれた感触がした。それでも無視した。そのあと具
チョビ子さんは階段にいました。気をつけて跨いで通ります。降りながら頭を撫でます。板の日陰が気持ちよさそうです。
無念である。形を変えて悪魔が来た。逃げ遅れて今は伏せるのみ。【寝苦しい夜】 Hさんの話。訳もなく、妙に寝苦しい夜がある。大概、部屋のいろんな場所から、ぼそぼそ、と話し声が聞こえる。気にせず知らんぷりして何とか寝る。以上、本日の怪談である。うー
本を読んでいたらやってきたウィコさん。居心地良いのかなかなか動きません。仕方が無いのでウィコさんと遊びました。楽しそうにごろごろしてます。お腹を撫でました。他の猫さんがやってくるとむくりと起きて何処かへ。
荒天である。これで全ては変わってしまう。風は冷たく撫でて去る。【声】 Hさんの話。仕事の関係で、短い間だが違う街で一人で暮らした事があった。その部屋でおかしな事は一度だけ、だった。ある日曜日の夜に停電になったという。真っ暗であった。窓の外も暗
足場の解体が気になるイティさん。何か報せてくれてるようです。ありがとうねーと頭を撫でます。ご飯はやや不満目でした。
足場の解体が気になるイティさん。何か報せてくれてるようです。ありがとうねーと頭を撫でます。ご飯はやや不満目でした。
悪臭である。吐きそうだ。1日に何度もそんな思いをする。【拒絶】 Hさんの話。隣の集落に行った時に、何となく散歩して寂しい感じ神社に入ってみた。とても静かで凛としているが、空気が硬いような息苦しさを覚えて、出ようとした。本殿に背を向けて歩き始め
今工事中なので家の周りは足場だらけです。ウィコさん気になる様子。何となく背中からわくわくが伝わってきますね。頭を撫でます。閉めるよーと閉めます。ウィコさんは下の階ヘ探検に。
狭窄である。撃ち抜かれ、方々砕かれ。止めはありがたいことにまだである。【同じ人】 Hさんの話。真っ白い顔をした、綺麗な女の人である。今まで3回見た。同じ人、そして同じ顔だが、見た時期も場所も全然異なる。一つ目は、小さい頃に行った温泉旅行の旅館
工事の音におっかな吃驚歩くチョビ子さん。大丈夫よーと背中を撫でます。恐る恐るお見送りに来てくれました。ボールを投げてお礼します。
泥沼である。山を降りる。筋金が外れたものばかり見る。【薄目の風景】 Hさんの話。まだ小さかった頃、熱を出して一人で部屋で寝かされていた。具合の悪さよりも退屈さの方が勝って起き上がっては何かしようとするのだが、ふらふらとしてまた直ぐ寝床に戻る。
イティさん。朝から肩に乗ってご満悦です。鴨居のじゃらしも狙わずにぺたりと肩にお腹をつけて寛ぎます。間際までそうしていましたね。背中を撫でてベッドに移って貰いました。行ってきますね。
憤怒である。静かな怒りが溜まっていく。知らない間に我を忘れて、身体と心が焦げていく。【ベンチ】 Hさんの話。ベンチなどに不用意に座るのは余りしない。電車の到着までとか、誰かを待つとか、何となく疲れて座りたい、とか。公園や駅前やホームなど、何気
ウィコさんは隣で控えております。時々場所を変えて目の前とか顎の下を通ったり。体をすりすりしてきます。背中を撫でるとごろーんとお化けの手で寝転がります。
鬼音である。影に隠れて隙を窺っている。細い針が飛び出して来るのだろう。【橋】 Hさんの話。夜に橋を渡るのは良くない、と祖母から聞いた。特に橋のところに誰かいるのを見たら近付かないように、と。子供の頃から、夜に出掛けるときには良く言われたそうで
群舞である。胸の上に集結する。爪で刺し汗を舐める。【下駄の音】 Hさんの話。夜中に眼が覚めると真夜中で、とても静かだった。だからか、庭先を歩き回る下駄のような音が耳に残る。少し小さく、短く高い音のする下駄の音だった。以上、本日の怪談である。う
今日、うっかり踏んでしまったイティさん。すごく怒りました。いっぱい謝りつつ何とか確認しましたが体は大丈夫そう。頭を撫でます。怒ってましたが、出かける際はむすりと見送ってくれました。
捻転である。冷笑の群れ。孤独死を指差す。【葬列】 Hさんの話。子供の頃、祖父から昔聞いた。山中で人魂の群れのようなものを見ることがあったら動いてはいけないのだ、と言っていた。それは、葬列のようなものなので、首を垂れてただ過ぎるのを待つのが良い
今日は屋根の修理に大工さんたちが来てます。皆隠れ気味の朝で、ウィコさんは椅子の下。大丈夫だよーと頭を撫でます。
狂骨である。赤い眼が監視している。赤い字で世界をなぞっている。【4人】 Hさんの話。小学生の時に、何かの催しで体育館に布団を並べて泊まる、ということがあった。自由参加だが、クラスは殆ど参加した記憶がある。普段と違う雰囲気に皆わくわくして、結構
朝は朝の楽しみを忘れないイティさん。じゃらし待ちですが、遅刻寸前なんです。でも、やっぱりちょっとだけ。。。皆さんの頭をひと撫でずつして出掛けました。
浮浪である。道が塞がれている。前に座って一休み。【指跡】 Hさんの話。遠い街に行って、殆ど終電ような電車で帰った時のこと。車輌には自分以外誰も居なかった、と記憶している。特に警戒することもなく、うたた寝をした。はっと起きるとまだ降りる駅の手前
体を傾けていってらっしゃい、のチョビ子さん。可愛らしい。頭を撫でます。何となくドアに頭をすりすりしてました。