弔辞である。誰もが言葉を発すれば。すなわち、それは皆弔辞であろうと。【大きな柿の木】Hさんの話。近所で庭にある大きな柿の木を切り倒した。撤去したかったらしい。すると、暫くしてその家には人が住まなくなった。家族は皆生きていて、それぞれ別の場所
階段の途中で迷うチョビ子さん。降りようかどうしようか。頭を撫でます。結局どたどたと降りて行きました。玄関に行くと引き返して2階へ行ってきますね。
改宗である。殆どはこうして消えていく。戸は全て閉まった。【雨の夜】Hさんの話。雨の降り始めた夜の事。段々強くなる雨音に混じって聞こえる呻き声。どんどんと大きくなったので網戸をやめて、サッシを閉めた。以上、本日の怪談である。うーむ。
雹季である。そろりそろりと衰え。今に目を覆いたくなりそうだ。【保健室の壁】Hさんの話。小学生の頃、学校の保健室のベッド脇の壁が苦手だった。低学年の頃は、貧血気味で時々寝かせてもらっていた。薄らと意地の悪そうな女の人の顔が浮かんで消える。見た
頭を撫でると不満そうなチョビ子さん。何が気に入らないのかな。撫でましたが、やはり不満そうに去りました。うーむ。どっか痛いのかな、、、追い掛けると元気に跳ね回ってます。うーむ、謎。
頭を撫でると不満そうなチョビ子さん。何が気に入らないのかな。撫でましたが、やはり不満そうに去りました。うーむ。どっか痛いのかな、、、追い掛けると元気に跳ね回ってます。うーむ、謎。
闊達である。気がつくと人が増え。空気は澱み始める。【靴音】Hさんの話。近所よお寺には長い石段がある。登っている途中で、後ろから複数の足音が聞こえることがある。ヒールのような硬い靴の足音である。以上、本日の怪談である。うーむ。
玄関を見張るイティさん。朝の見廻り中なのかな。チョビ子さんも来ました。頭を撫でます。穏やかに移動していきました。
玄関を見張るイティさん。朝の見廻り中なのかな。チョビ子さんも来ました。頭を撫でます。穏やかに移動していきました。
界隈である。躓きは予見されていた。今は夜が緩やかな川のように流れる。【雑踏】Hさんの話。がやがやとしてた声が突然止んで静まり返る。ああ、今まで大勢居たのか、とその時初めて気が付く。ぼうっと山歩きをしているとそう云うことがよくある。以上、本日
玄関で待ち構えるチョビ子さん。頭を撫でます。探検中だったのか、てってけとどこかに行きました。活発で何より。
玄関で待ち構えるチョビ子さん。頭を撫でます。探検中だったのか、てってけとどこかに行きました。活発で何より。
飛来である。焦燥が襲いくる。今年も、夏の呪いは解けず。【剃刀】Hさんの話。お墓参りに行くと、時々墓石の上に剃刀の刃が乗っかっている家を見掛ける。そう云うお墓からは、あまり良い雰囲気が伝わって来ない。別の墓地でも見たことがある。どのような意味
飛翔である。息を潜めて様子を見る。項垂れての更新は続く。【岸壁】Hさんの話。少し先の海辺の船着場。その岸壁の突端あたりで、時々夜中に、ちろちろと火が舞っているのを見る。黄色かったり青白かったり、赤かったりする。以上、本日の怪談である。うーむ
朝の板の間は気持ちが良いらしいです。ご飯も食べて憩いの時間。用意をしてるとやってきました。頭を撫でます。手のひらをペロペロとしてくれた舌はあったかいです。いつものの椅子の上に戻りました。行ってきますね。
不明である。不安ばかりが募る。赤い月を追い掛ける。【夏の空き家】Hさんの話。近所の空き家は、夏になると雑草がひどく蔓延る。その間を縫って何かが蠢いている。割れた窓から出入りしたり、物音も聞こえる。秋になる頃には不思議と穏やかで鳴りを潜める。
玄関で待ち構えるチョビ子さん。最近はタイミングを覚えて効率よく先回りしてますね。頭を撫でます。張り切って向こうに行きました。ご飯も食べてね。
緩風である。誰もわかってないが岐路に立たされている。また幾つも選択しないといけない。【山の大勢】Hさんの話。山を歩いていると、突然息が苦しくなることがある。足を止めると、上の方から来た見えない大勢が、自分を追い越していくのを感じる。夏になり
綺麗に丸くなるイティさん。行ってきますね、と頭を撫でます。ひと鳴きのお見送り。今朝のご飯は今ひとつだったようです。夜に期待してください!それまでおやつでも。
不詳である。誰も見ようとしない。だから、ぶつかってしまうのだ。【雨上がり】Hさんの話。雨の上がった直後など。森の中を蠢くものが、少しの間見える。それは沢山の大蛇が這い回るように感じる。はっきりと見えるわけではないのだけれども。以上、本日の怪
イティさん。ちょこんと座って良い仔のおみおくり。頭を撫でます。今日は雨とのことで涼しいでしょう。のんびりお過ごしください。
今朝は椅子の上で優雅なイティさん。昨夜色々片付けものをしているのを興味深げに見てました。頭を撫でます。と、ここで大きく文句鳴き。ごめんごめん。もう一度撫でます。
今朝は椅子の上で優雅なイティさん。昨夜色々片付けものをしているのを興味深げに見てました。頭を撫でます。と、ここで大きく文句鳴き。ごめんごめん。もう一度撫でます。
嘲笑である。こんな場所は知らない。混迷が増す。【水の桶】Hさんの話。桶に張った水を、廊下に出しておく。深夜、誰も通るわけでも無いのに水の跳ねる音がして、廊下に僅かに飛び散った跡がある。水も少し揺らめいている。誰かいたわけでは無い。だが、他に
チョビ子さん。玄関は任せといて!と頼もしい。頭を撫でます。盛り上がってました。曇ってるから涼しそうです。
チョビ子さん。玄関は任せといて!と頼もしい。頭を撫でます。盛り上がってました。曇ってるから涼しそうです。
砂塵である。その少年を嘗て見た。随分と昔のことだ。【そう云う日】Hさんの話。時々、何もかも予定通りに進まない日がある。力が内から湧いて来ず、訳もなく弱く感じて、具合が悪いわけでも無いのに立っていられない。そんな日は、薄く誰かの含み笑いが聞こ