今日も待ち構えの体勢をとるチョビ子さん。何やら鳴いております。頭を撫でます。ふわふわボールを投げると追いかけて行きました。
幻日である。あまた遠くに浮かぶ雲たち。誰も居なくなっても漂うか。【異質】 Sさんの話。歴史のある建物が苦手だ。大概気分が悪くなる。時々、その時代時代の方々を見たりもする。一様に異質に感じる。昔の方々だからそうなのか、彼らだけがそうなのかは、よ
灰垂である。柔らかい魂。優しい爪を立てる黎明。【焚き火跡】 Sさんの話。墓地に行った時、焚き火の跡を見た。燃え滓があった訳ではなく、地面が黒く焦げている。おそらく線香を移し火で焚く為であろう。直接マッチやライターで着けるのは好ましくないと、そ
朝からしんなりとしてるチョビ子さん。お見送りのスタンバイしているぽいです。近くに行くと起き上がってすりすり。頭を撫でます。行ってきますね。
慧眼である。彼方を見渡す。風がくすぐるように噂を告げる。【終電車】 Sさんの話。終電に乗った時のこと。自分だけが乗った、と思って閉まる窓からホームを見ると、先ほど自分がいたあたりに1人、女の人が立っていた。あんな人いたっけ。もう反対の電車も無
お腹が空いていたイティさん。早い時間から呼びにきました。何が食べたいのかな?色々考えて出したら普通に食べてくれて一安心。食後はのんびりしてました。
お腹が空いていたイティさん。早い時間から呼びにきました。何が食べたいのかな?色々考えて出したら普通に食べてくれて一安心。食後はのんびりしてました。
お腹が空いていたイティさん。早い時間から呼びにきました。何が食べたいのかな?色々考えて出したら普通に食べてくれて一安心。食後はのんびりしてました。
酩酊である。夜の空気に既に酔ってしまって。ふらふらとあてもない足取り。【波紋】 Sさんの話。貯水池の側を通った。ぼちゃんと大きな石を投げ込んだような音。池を見ると風のない水面に波紋が広がり、大きな人の顔が映っていた。もうすぐ秋なのだな、と何と
識空である。親指の付け根が痛い。顔から力が抜ける。【呼ぶ声】 Sさんの話。その家に行くと、呼ぶ声がする。名前を呼ばれるわけでは無い。ねえ、ちょっと、と家の奥の方から年配の女性の声が聞こえるのだ。その家のご家族も、他の親戚とかにも聞こえてないと
玄関で待ち伏せるイティさん。動いてくれなさそうですね。でも広い心で通してくれました。頭を撫でます。行ってきますね。
霍乱である。闇夜に目が光る。壊したい衝動と。【恐ろしい夢】 Sさんの話。夢のあと、目が覚めて、真っ暗で。妙に激しい息遣いで鼓動が速くなっているようなことがある。とても恐ろしい夢を見たが、思い出せない。そういうことが時々ある。以上、本日の怪談で
感応である。夜の隙間の奥底へ。少しずつ更新される。【蹴る】 Sさんの話。病院の待合室で、その時は1人で順番を待っていた。するといきなり踵を蹴られた。座っている椅子の下から足が伸びてきたように。こちらも靴だが、あちらも靴を履いている足の感触だっ
頭を撫でてますが、不満そうなチョビ子さん。お布団を訪ねてきたチョビ子さん。背中も撫でます。尻尾に触ると文句鳴き。もう一度頭を撫でます。
頭を撫でてますが、不満そうなチョビ子さん。お布団を訪ねてきたチョビ子さん。背中も撫でます。尻尾に触ると文句鳴き。もう一度頭を撫でます。
痛痒である。一日中追いかけてくる。そろそろ、出そうか。【知らず知らずに】 Sさんの話。静かな夜。ふと通りかかった農家の脇。大きな顔が、蔵の白壁に映って消えた。目があった、と思う。以上、本日の怪談である。うーむ。
板の間に朝からビタ付きのチョビ子さん。少し安いようで良かったです。頭を撫でます。時々こちらに来ては、足元をすりすりします。
苔生である。ソドムは来たり。飽和した拭えぬ怠惰。【春先】 Sさんの話。子供の頃、夏休みが明けて、クラスで会った1人の同級生。時々頭の後ろから、真っ白な顔がちらちらと見える。時々、はみ出る部分が大きくて妙に顔がはっきり見える。それが嫌で、あまり
荒涼である。矢が飛んでいく。全てを置き去りにして。【便箋】 Sさんの話。夕方、帰宅途中の道で、紙切れが舞っていた。ずいぶん長く舞っていた。そして、先の方にある廃墟の2階の窓に吸い込まれるように入っていった。特に詮索はしないが、手紙の書かれた便
はんなりのびのびなイティさん。近くに行って頭を撫でます。玄関でゆっくりお見送り。ご飯もちょっとずつ優雅に食べてました。行ってきますね。
はんなりのびのびなイティさん。近くに行って頭を撫でます。玄関でゆっくりお見送り。ご飯もちょっとずつ優雅に食べてました。行ってきますね。
清廉である。ごたごたと闇がざわめく。少しずつ死の季節に向かう。【途切れぬ声】 Sさんの話。雨の夜。向かいの家が騒がしい。何かと思っていると救急車が来て、その後静かになった。でも、夜半まで、その家の前辺りから、誰かがぶつぶつと喋る声が途切れなか
ゆっくりと、おはようするチョビ子さん。頭を撫でます。こちらもゆっくりと色々準備。行ってきますね。今度は少しずつ涼しくなるかな。もう少し先かな。
暗澹である。滑るように逃げていく。残ったのはぼやけた情景。【夕立】 Sさんの話。夕立に出くわした時のこと。傘を持っていなかったので、どうしようもなく濡れたが体を伝う水滴が気持ち悪かった。ある空き家、というより廃墟の二階の窓から顔を出している女
避難である。彼方此方を行ったり来たり。生温い舌がざらついた夏。【宴会】 Sさんの話。ある夕方。大きな河川の側を歩いていた。河面の上から楽しそうな宴会のような音がする。それが川の流れに乗るように移動していった。以上、本日の怪談である。うーむ。