部屋の中を探検するチョビ子さん。頭を撫でます。不意に撫でたからか何か言いたそうな目でこちらを見ます。ごめんね、とも一度撫でます。
部屋の中を探検するチョビ子さん。頭を撫でます。不意に撫でたからか何か言いたそうな目でこちらを見ます。ごめんね、とも一度撫でます。
陥落である。手足を大きく広げる。そのように繰り返す。【夜明け頃】 Sさんの話。明け方頃に目が覚める。耳を澄ませると啜り泣くような声が部屋の中にある。更にそれを聞いているとひとつ、またひとつとそういう声が増えていく。新聞配達のバイクの音、そして
歩きながらぺろりと舌を出すチョビ子さん。ご飯のところに行くのかな。探検も大概にしてのんびりしてください。頭を撫でます。行ってきますね。
落下である。気が付かないだけで常に下への途上なのだ。やがては瞬く間もなく、ぺちゃんこになるのか。【退避】 Sさんの話。海辺を散歩する。まだ高いので少し安心している。見えるものも気にならない。飛沫に混じって、白い鳥のようなものが舞ったりしている
寝っ転がりながらお見送りのイティさん。お腹を撫でます。チョビ子さんは単独探検中で家のどこにいるのかわかりません。行ってきますね、ごゆるりと。
難物である。迂闊に触るとすぐ壊れる。だから、そっと通り抜ける。【襖】 Sさんの話。友人宅などに行き、何かの折に触れ、その家の襖を開ける様な場面になると少し緊張する。開けたところに人が立っていたり、手だけあったりとかするのを何度も見ているからだ
イティさんは優雅な風の朝。早くに起こしに来ました。ご飯かな、と思ったけど窓開けだったみたいですね、ごめん。頭を撫でます。ほかほかしてました。
イティさんは優雅な風の朝。早くに起こしに来ました。ご飯かな、と思ったけど窓開けだったみたいですね、ごめん。頭を撫でます。ほかほかしてました。
方位である。夜を待つが何時も追い詰められる。それも繰り返しの一つ。【時々の夢】 Sさんの話。霧の中を彷徨う夢を時々見る。都度、誰かと話をする。身内なのか友人なのか、とても近しい人だ。夢の中で話している分には、相手が誰、という事に疑問は無くかつ
外側が気になるイティさん。好奇心が強い猫さんです。うーむ。頭を撫でます。中へおずおずと入っていきました。うーむ。
翰海である。分かってないのだろう。解放した途端に終わるということを。【荒れた朝】 Sさんの話。泥棒に部屋を荒らされた、というくらい部屋が散らかっていた。意味なくボックスから引き出されたティッシュが沢山散乱している。箪笥も斜めに移動。本棚の本は
朝から三和土で緩く日向ぼっこ。昨夜はブラシをしたら思いがけず大量に。季節を先読みしている猫さん。頭を撫でます。文句鳴き。
朝から三和土で緩く日向ぼっこ。昨夜はブラシをしたら思いがけず大量に。季節を先読みしている猫さん。頭を撫でます。文句鳴き。
異線である。おかしな人々ばかり集う。ぼんやりとした一日がもうすぐ終わる。【頭痛の日】 Sさんの話。曇りの日、日陰の床間で横になっていた。少し頭が痛い。ぼうっと障子の辺りに、女の人の上半身が見える。見下ろして笑っている。頭痛のせいか体を動かした
大熱である。むせかえるような濃霧の日。疲労と冷えで痛さは鋭敏に。【海辺】 Sさんの話。海辺はあまり行かない。袖を引っ張られる。手は見えないが笑い声は聞こえる。何時でも海辺は騒がしい。以上、本日の怪談である。うーむ。
玄関に迫るチョビ子さん。こっそりやってきた、つもりぽい。すりすりしてきたら頭を撫でます。玄関だと何故か興奮2割増。
錯覚である。彷徨い、街は溟い。這いずり回るように空気の底を感じる。【指で】 Sさんの話。金縛りというものには時々なる。でも何か見たりするとこはあまり無い。その代わり、体を触られる事はよくある。特に指先で思われる感触で顔に触られる。指の腹で顔の
雨の朝、つまらないなーとぺったりしてるイティさん。手を伸ばして頭を撫でます。のんびりしててください。もう一寝入りとか。
雨の朝、つまらないなーとぺったりしてるイティさん。手を伸ばして頭を撫でます。のんびりしててください。もう一寝入りとか。
灰業である。澄んだ水に溶け出す。やがて、底に沈んで安らかに眠る。【傘蹴り】 Sさんの話。人気の無い道を、夜中に1人で歩く。すると、持っていた傘を後ろから蹴られる感触がした。揶揄われている感じがしたので無視した。それでもしつこく何度か、蹴られた
サンダルで顎を擦るイティさん。気持ち良いのかな。なんとなく嵌まってるようです。頭を撫でます。さて、そろそろ出ますね。
解凍である。じわじわとまた傷が見え始める。もう痛くはないので記憶を辿って思い出す。【胸像】 Sさんの話。夜に目が覚めたら、自分の上に誰かいた。不満そうな顔の男。胸像が腹の上に乗っているような感じだった。男は喋るでもなくこちらを睨みつけている。
時には最前線のイティさん。開けていてなかなか基地になりにくそうですが。頭を撫でます。ほかほかですね。中で涼んでください。
燻事である。ただ茫然と見つめるだけ。精一杯に。【森の中】 Sさんの話。山際を歩いていると、鬱蒼とした森の中から呼ぶ声が聞こえることがある。見はしないが、ついて来る。揶揄うような声。何となく苦手であった。以上、本日の怪談である。うーむ。
寝そべるイティさん。快適そうで良かった。朝ごはんも気に入ってくれました。頭を撫でます。いつも何故かの文句鳴き。クーラーは苦手ぽい。好きなとこで涼んでください!
古夢である。昔あった世界。今日もそこに向かう。【ひまわり】 Sさんの話。子供の頃の事。大雨の次の日。学校の校庭はまだぬかるんでいたが、校庭の真ん中に一際大きな花を咲かせたひまわりの鉢植えがぽつんと一つ置いてあった。鉢の様子から見ると、三年生が
待ち伏せの朝。今朝はお腹ぺこぺこで早朝から最速の襲撃が。流石に早過ぎて起きれず。頭を撫でます。のびのび休んでください。
衰退である。敵視を繰り返す。ただ風が纏い付くばかり。【皺の顔】 Sさんの話。初夏の若葉が青い頃だった。土手道を歩いていて、ふと見下ろした廃屋の2階の窓から顔が見えた。深い皺が沢山刻まれた、疲れた忌んだ感じの女の人。見たくなかったな、と思いなが