朝から後をついてくるイティさん。何かしたいのかな?側に来たら頭を撫でます。んー。抱き上げてみましたが嫌がり鳴きしながら向こうへ行ってしまいました。
砂塵である。ねっとりとした空気が浸食している。足を、袖を、腕を引っ張る。【『気』のようなもの】 Hさんの話。隣の集落の側にある古い塚の前が苦手である。前を通ると必ず具合が悪くなる。時には吐いてしまうほどだ。『気』のようなものは普段全然感じない
朝の憩いの場所に鎮座するイティさん。行ってくるねーと背中を撫でます。ぺろりとお返事。もう一寝入りしたそうです。
朝の憩いの場所に鎮座するイティさん。行ってくるねーと背中を撫でます。ぺろりとお返事。もう一寝入りしたそうです。
緋眼である。目の前の円を見続ける。入ろうか入るまいか。【叫び声】 Hさんの話。冬、静まり返った夜。時々、山の方から男の叫び声のようなものが微かに聞こえることがある。あまり静かな夜だとすごく近く感じる。以上、本日の怪談である。うーむ。
足元を走り回るチョビ子さん。朝から元気が良いです。お出掛け前にボールを投げて遊びました。追いつくまでが楽しいらしいです。頭を撫でます。
足元を走り回るチョビ子さん。朝から元気が良いです。お出掛け前にボールを投げて遊びました。追いつくまでが楽しいらしいです。頭を撫でます。
疲弊である。それどころではない、と分かっている。沈むように歩きながらまた向かう。【泥濘み】 Hさんの話。あまり良くない土地、と呼ばれている空き地があって、草もろくに生えない土地である。雨が降ると泥濘んでしまうが、雨上がりには、裸足の足跡がいく
イティさんの今日のお見送りスタイル。手を伸ばして頭を指で撫でます。暑くはなさそうだけどあそこはそんなに落ち着くのかな。行ってきますね。
怨間である。注意を逸らす。しかし湧き出てくるものは止まらない。【会話】 Hさんの話。友達から聞いた。祖母の部屋で服や着物を衣紋掛けなどに掛けておくと、動くのだという。まるで手を振るように袖が動いたり捲れ上がったりする。まるで互いに会話でもして
階段までくると追い越して何か言いたそうなチョビ子さん。どしたの?と頭を撫でます。暫く、背中とか色々撫でていると納得して二階へ上がって行きました。ご飯食べに行ったのかな?のんびりとお過ごしを。
禍伏である。もはや縄の如く囲まれて逃げること能わず。暗き川のほとりにて手を垂れて立つ。【蚊柱の如き】 Hさんの話。塵のようなものが集まって飛んでいるのを見る。蚊柱のようなものかと思っていたが、冬でも見るし大概は墓場の側。何か良くないものなのだ
チョビ子さん。出掛けようとしたら、どこ行くのー?と立ち塞がります。ちょっと用事だようーと、頭を撫でます。ふーんという顔でちらちらとこちらを見ながら奥へ行ってしまいました。
路上である。並行してある世界を一つ一つ潰して進む。裏返っていく感覚は伝わらず。【死骸達】 Hさんの話。家の裏手から続く道に、古い下水溝の跡があるる。そこにはよく小動物が死んでいる。蛇とか蜥蜴とか、鼠とか、そういう小動物の死骸が置かれたように、
美しく丸まるイティさん。今日のお見送り場所は玄関先ですね。頭を撫でます。快適そうにすりすり。行ってきますね。
触媒である。水面に浮かんだ蚊のように見えてくる。そのまま押しつぶすという選択肢が何度も頭を過ぎる。【裏手】 Hさんの話。秋に近所の神社の裏手に行く。林の中に落ち葉が積み重なってふわふわとする。暫くそこに1人でいると、ずざざざざと凄い音がして、
イティさんは椅子の上からお見送りでした。頭を撫でます。うむ、と言っているようでしたね。イティさんはいつも快適な場所を探します。手首をぺろりと舐めてくれました。
イティさんは椅子の上からお見送りでした。頭を撫でます。うむ、と言っているようでしたね。イティさんはいつも快適な場所を探します。手首をぺろりと舐めてくれました。
白砂である。気掛かりのない朝を遠くに置いて。浅い足跡を振り返らず。【オタマジャクシ】 Hさんの話。或る夏の夕方。農業用水を貯めた池の近くを通った。ふと明るくなり水面を見ると、電球のように光るオタマジャクシのようなものが、ぬらぬらうねうねと水面
玄関守るチョビ子さん。近寄るとなーんと鳴きながらすりすりすり。ご飯食べないの?まだいらない様子。頭を撫でます。
闇底である。美しい夜の空気が溜まっている。しゅるしゅると脇を通り抜けて走り去る。【峠の老婆】 Hさんの話。以前、地域の外れに、官庁関係の古い寮があった。途中で使われなくなって朽ちていくに任せていた頃。春の夜になると深夜にそこから宴会をしている
何か言いたげなイティさん。肩に乗るのを迷ってる様子。しゃがんでみましたが、今回はやめておくようです。どうしたのかなーと頭を撫でます。短く鳴いて他の誰かと追いかけっこしに、ひゅんと行ってしまいました。
暗溝である。低い所のガスを燃やす。ようやく暖かくそして苦しい。【峠の老婆】 Hさんの話。山の入り口にある、大きな杉の木の下。老婆が時々いる。元は白だったのだろうが、汚れた着物を着ている。いつも遠目にしか分からない。近くにそういう人はおそらく住
今朝は窓際が人気。ウィコさんが今はいます。暫くするとチョビ子さんもやって来ました。イティさんは先んじて堪能済みです。ウィコさんの頭を撫でてご飯の支度をします。
失効である。失くしていく歴史を重ねる。元々頭の中に無いものまでも。【上座敷】 Hさんの話。家で葬式が出ると、奥の上座敷と呼ばれる部屋で、夜中に人が動き回る音がする。だいたい一月ちょっと、数えてはいないが四十九日の前後まで続く。決まりがあるわけ
水を飲むチョビ子さん。背中の模様が綺麗です。2階に誘ってごしごししました。おお、結構いっぱい獲れますね。くすぐったがる前にやめて頭を撫でました。
魑魅である。幼児を抱える様に。胸に乗る命を感じる。【畑の女】 Hさんの話。小山に囲まれて、少しすり鉢のようになっている底に、親戚の畑があり、たまに手伝いに行く。一人で作業していると、袖を引かれる事があり、反射的に見ると見たこともない女性がしゃ
洗濯籠から脱出するチョビ子さん。さっきまで収まっていたのにスマホを向けた途端脱出です。撮り逃しました。足元でおねだり鳴き。頭を撫でます。
黒面である。目を伏せて歩く。視界が狭まる。【思い出せない知ってる誰か】 Hさんの話。夜中にふと目が覚めた。しくしくと泣く声が聞こえる。部屋の中から。聞いたことのある声、だが思い出せない。誰だったろう。そうしているうちにまた寝て、目覚めると朝だ
階段の上で寝そべって待つウィコさん。夏のスタイルですね。少し上がって手を伸ばして頭を撫でます。寝たまますりすり。暫くそうしてました。