今朝、昔なじみの居酒屋こいさんから行者ニンニクが届いた。ありがたい話である。実は通っていたお寿司屋さんが廃業したことを知って昨日から凹んでいた。大将がおととしの夏に交通事故もらって休業中だったんだが、リハビリの甲斐無く右手が元に戻らないとのことから決断したらしい。そんな寂しい気分だったんだが、気を取り直して買い置きのさつまハーブ豚ミンチを使って肉団子鍋にヒンナヒンナすることにした。以下覚え書き。
「行者ニンニクと豚肉団子の鍋」
材料:行者ニンニク、豆腐、さつまハーブ豚ミンチ、五島列島の塩、ブラックペッパー、卵、ごまだれ、ポン酢、生米、米油、玉ねぎ、トマト、粉チーズ
0.鍋に昆布出汁を引いておく。行者ニンニクは洗ってざく切り、豆腐は賽の目に。卵は腰を切っておく。ボウルに豚肉、塩、ブラックペッパー、卵液の一部を投入して良く練っておく。突き入れた拳を上げるとそのままボウルが持ち上がるのが目安。肉にエエ感じの粘りが出たら丸めて団子状にしておく。トマトは適当スライス。行者ニンニクの一部をみじん切り。
1.豚はよく火を通さないといけないので、沸いた鍋に取りあえず具を全部半量入れて煮る。この隙に予め準備して置いた「竹輪のソテー 焦がしアスパラのおひたし詰め」を喰う。
2.具に火が通ったら、ごまだれで喰う。時々ポン酢も試してみる。
3.具を食い終わったら、フライパンに油と玉ねぎと塩ちょっと投入してしんなりするまで炒める。玉ねぎがしんなりしたら、生米とバター投入。米が透き通ってきたらトマト投入してドロドロになるまで煮てから鍋に投入。時々底をさらいながら強火で15分ほど。仕上がりが近づいてきたら、行者ニンニクみじん切り、粉チーズ、塩投入して味を決めて、卵液の残りを投入して混ぜて〆のリゾット完成。
「竹輪のソテー 焦がしアスパラのおひたし詰め」
材料:細めの竹輪、アスパラガス、米油、チューブわさび、昆布と鰹節の出汁、薄口醤油、李白みりん、石切さんの七味
0.昆布と鰹節の出汁を引いて煮きったみりんと薄口醤油でおひたしの漬け地を作っておく。アスパラの太いところの皮をピーラーで剥いて竹輪の長さに切っておく。
1.フライパンに油とアスパラ投入して、アスパラの表面が少し焦げるくらい火を通して漬け地に漬けておく。
2.竹輪の内側にわさびを塗ってアスパラを詰める。
3.フライパンに油を熱して竹輪を転がすように表面に焦げ目が付くまで炒めて器に取り、漬け地ちょっとかけて七味振って完成
旨かった。行者ニンニクは具であり薬味でもある感じ。特に肉団子と一緒に喰うと超旨い。ポン酢でも旨いが、俺はごまだれが好き。竹輪ソテーも旨い。焦がしアスパラのおひたしとわさびがいい感じ。おともはイタリアの安旨ワイン、カサーレ・ヴェッキオと小野不由美の「ゴースト・ハント5」。ゴーストハント、俺的にはあまり怖くなくって、何故だか俺の脳内では川原泉の絵で再生される感じ。元々がティーン女子向けの話なので、そんな感じを受けるのかも。
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