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2017年06月04日09:49

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人工知能、公文書、信長

新聞は、いわばその日の世界の縮図。

その小世界の中でも、今日の朝日新聞で最も印象に残ったのが、最強の将棋AIポナンザの開発者・山本一成氏の『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか』への書評だった。

コンピュータがどんな名人よりも強いのは、計算が早いとか論理的だからではなく、自分自身と対局を重ねて、勝利に結びつく手を経験から把握していくから、つまり「人間以上に勉強家だから」だという。「1兆もの対局経験を持つ人間なんて、いやしない」と。

(ただ、それだけの数をこなせるのは、処理速度や、動物としての生理を持たないことに多いによると思われる)

2つ目は、「声」欄の投書「公文書は電子化して永久保存を」。
主張はこの題名通り、森友学園問題や加計学園問題で何かと問題になる役所の文書の扱いについて。政府当局者=権力者は、自己に都合の悪い文書を早期に破棄したがるが、これに対し権力者でなく国民全てのためになる措置として、投書の主張「職員が作った文書はデータで永久保存するべきだと思う」に賛成したい。議員の中に、その法制化推進の動きはないのか。有志議員は早急に進めるべきだろう。

3つ目は、文化欄の織田信長像を巡る新説。改革者・信長という従来の信長像に対し、金子拓東大准教授は、信長はむしろ室町幕府の継承者で、天下統一も目指していなかった、と主張していることが紹介されている。
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