今日5月13日の朝日朝刊を、別冊の「be on Saturday」も含めサラッと飛ばし読みして、最もハッとしたのが、「ほとんどの母はモンスターです」という一文だった。
「受けた傷を母親にわからせたい」という題の、40代女性からの人生相談に対する回答中にあった。回答者は上野千鶴子。
相談によると、もうすぐ50になる女性は実の母親から虐待され続け、4歳の時には自殺を図ろうとした。そんな母親の下でも、まともに育ち、結婚し子供も産んで、娘もまともに育っている。それを見て母親は「私がいい子育てをしたからよね」と言ったので、当の女性はショックを受けたという。つらい中で頑張ってきたのに、私の人生って何だったの?と。
――自己中心的な人間は「死んでも治らない」、ということか。
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