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2025年01月29日08:50

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どん底

黒澤明監督の作品。

江戸時代の長屋に住む人々の話だ。

建て付けが悪過ぎるのでは無いかと思う。

「善根を積めば、その報いは必ずある。」
「いつあるんだい?」
「あの世でさ。」
「それよか、今すぐその報いをくんなよ」
俺も若い時からそれなりに善根は積んで来た。
その為に、心と体をすり潰し、健康を犠牲にし・・・。
何時、その善根の報いというのを受けられるのか気になって仕方が無い。

「河原の石ころさ。
さんざん、もまれて丸くなったのさ」
そういう点では、俺は昔と余り変わっていないかも知れない。
第一「変わった」という自覚が無い。
昔を思い出しても「こんな奴だった」という記憶しか無い。

あれは、ジャパニーズジャズか、それともラップか?

「人間好きなものが心棒になって生きてんだからな」
俺の場合は映画や酒、煙草といった所だろう。

「ああ、まず酒を程々にして、
それから、やがて病気が治ったら新規まき直しといくのさ」
仕事を辞めてから酒を飲むのは週二日と特別な時だけ、量で言えば全盛期の1/3程度に抑えている。
尤も、最盛期はロシア人の2〜3倍飲んでいるから、後は押して知る可しだ。

「うん、死ぬ前にはそうなるもんだよ。
まあ、気をもまないで、なあ、おかみさん。
先に望みを持つんだよ。
つまり・・・死ねばすっかり楽になる」
はっきり言って生きるのは苦しい。
映画や小説等でも生きる事の苦しさは説かれているが、世間の人間も、本当に俺と同じかそれ以上に生きる事に苦しさを感じているのだろうか?

「死んだ者は何もしないよ
怖いのは生きてる奴さ」
1957年の時点でこの考えは有ったらしい。

「あたしだって、いろんなこと考えて、本当にそんなことになんの待ってんのよ。」
「どんなことだい?」
「どんなって
例えば、
明日になったら誰かが来る。
誰かしら、いい人が・・・、なんて。
さもなきゃ、何かが起こる、
何かいいことが。
そんなこと考えちゃ、待ってんのよ。
しょっちゅう。」
俺もずっとそんな感じだ。
出来る事はやった(或いはやっている)。
だから何か反応が起こるのを待っている。

「いやさ
どんな悪党でも、誰かにゃ好かれてるものさ。
だがその誰かもいなくなったら
もうおしまいだと言うのさ」
この台詞を聴かせてやりたい悪党はこの世界に何人か居る。
実名は出さ無いがT・T、H・K、H・Nこの三人は極めて危険だ。

泥棒が捕まってからの場面は単調なだけで、無くても良いと思う。
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