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2022年06月27日01:18

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沖縄戦、永六輔、山本義隆…

東宝創立90周年記念で国営のシアターで上映している映画のうち、『沖縄決戦』を観ようかと思っていたが、連日35℃を超える過酷な暑さのため外出はやめた。Amazonプライムで観られそうだったが、パスワードがダメで繰り返すうち出禁みたいな状態に(Amazonでも他のサービスは、当日配達の食料品も含め普通に利用しているのに)。今の「パスワード社会」の弊害では? 代わりに、米国陸軍省編、外間正四郎訳『沖縄 日米最後の戦闘』(光人社NF文庫)を読み始めたが、まだ半ば。

同じ日米の戦争を描くのでも、この記録は軍に属さないヒストリアンを同行させたとはいえ、視点はあくまで米軍のもの。だから、日々、何人、何十人、何百人を倒した(殺した)という時に殺された相手は日本人なのに、「あまりピンと来ない」という不思議さが伴う。…

ともあれ、広大な太平洋の、日本との陣取り合戦において米軍は、北はアリューシャン列島のアッツ島から南太平洋までの日本軍の拠点だった島々を次々と攻撃して制圧、奪取、確保した果てに、本丸である本州の東京〜下関間にある政治・軍事・経済の中心や拠点を攻略、制圧する一歩手前まで来ていた。米軍は、その前進基地として台湾でなく沖縄島を選び、総力を傾けて攻撃した。その公式記録である。(それにしてもアメリカの軍人は記録魔だ。沖縄戦とは別に、日本全国への空襲の前後に撮った、ガンカメラによる都市の「使用前・使用後」の写真がワシントンの議会図書館に収蔵されている)

しばらく前に読了したのが、
1 永六輔『芸人その世界』
2 山本義隆『私の1960年代』
3 『図説 沖縄の戦い』
――この3に引用されているのが、今読みかけの米陸軍による沖縄戦の記録。永六輔と山本義隆については、また別の機会に触れたい。
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