無料の音楽アプリで懐メロを聞いている。リリースから40周年の大瀧詠一「A LONG VACATION」は当時のカセットテープが手元にあるが、このアルバム中の曲を含め主に1970年代(レンジを広めにとって60年代から80年代初頭まで)の数十曲。ヒット曲の中でも、なぜか何度聞いても飽きない、自分にとっての名曲を毎日のように聴いている。
大半は日本のフォーク、ポップスだが、洋楽で繰り返し聞いてもなぜか今残っているのはシルヴィ・バルタン、フランス・ギャル、ボブ・ディラン、イーグルス、クイーン、アバ。ーー国籍は、フランス、アメリカ、イギリス、スウェーデン。自分でも嫌になるくらいメジャーな「売れた曲」、世界的なヒット曲ばかり。そして、「白人ばかり! 黒人が一人もいない!」とようやく気付いた。
そのころまでに黒人のボーカルでメジャーになった歌手では、ハリー・べラフォンテ、ダイアナ・ロス、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダーなどがいたが、黒人で世界のポップスシーンを制覇したのは、後にKing of Popと呼ばれるマイケル・ジャクソンで、まだ本格的には登場していなかった。
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