是枝裕和監督の作品。
別れた妻子の事を忘れられない男の話だ。
前半には「歩いても 歩いても」と良く似た場面があり、オリジナリティに欠け些かがっかりした所ではある。
俺にも50年一緒に歩いて来た夫婦の心境は分からないが、察するにケースバイケースなのだろう。
ギャンブルにはまる人間の気持ちが俺には分からない。
一度パチンコに行ってみたいが機会も無いし決心も着かない。
実父とのトイレでの会話は子供の方が何処と無く気不味そうに見えた。
こういう撮り方が上手いと思う。
「言っとくがな、そんなに簡単になりたい大人になれると思ったら大間違いだぞ!」
今の俺はなりたかった俺であったろうかと不図考える。
高校の頃は出来るだけ早く結婚して幸せな家庭を作りたかった。
その頃は恋愛の為なら無茶も沢山した。
しかしそれが無駄になってしまってから随分長い間目標も無く生きていた。
今は一応目標はある。
しかし上手く行かない事がある度に挫けそうな心を何とか励ましながら日々を送っているのが現状だ。
この先何時迄自分の精神力が持つのか?
それは分からない。
何か幸せになれる方法があるならそれにすがりたくもなる。
でも預言者としても人としても、自分一人の幸せを優先させるのは間違っていると思う。
この問題の結論が死ぬ迄に着くのかも定かでは無いが、願わくば最高の結末を迎えたいものだと切に思う。
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