さて、ここでお寺の紹介でもしますかね。
私はほんの少しだけど修験道や密教をかじったことがあるので
知ってることしか書けませんが…。。
「三徳山(みとくさん)三佛寺(さんぶつじ)」。
三徳山は修験道(しゅげんどう)の開祖と言われる役小角(役行者)が
慶雲3年(706年)に開山したとされています。
元々は修験道の寺であったけれど、江戸時代に真言宗か天台宗の
どちらかに属さなければいけなくなり、この寺は天台宗の寺となりました。
明治に入って「神仏分離令」によって修験道は禁止されたけれど
信仰ってのはそう簡単には捨てられないものですよ。隠れキリシタンのごとく。
修験道は元々「山岳信仰」が仏教に取り入れられた日本独自の宗教なので
仏教だけではなく神道、更には密教にも通じる所があるのです。
だからここのお山もお寺だけど鳥居があったりする訳ですよ。
まぁそこんとこの絡みは難しすぎて端折りますが…。
山岳信仰とはその名の通り、お山そのものが御神体です。
修験道が険しい山を登ることは修行の一端であり全てではありませんが、
一般的にはそう思われていることで分別し易くなっております。
ここ三徳山もその流れを組む山でありまして、その中でも
「投入堂(なげいれどう)」という建物はとんでもない絶壁に
建てられているお堂で「国宝」に指定されています。
役行者が組み立てたお堂を「エイヤッ」と投げ入れたことから
その名がついたといういわれがありますが、そんな非科学的なことは
私ゃ信じません。ここに限らず誰々が建立したとかいう建物すべて
その人が建てた訳じゃなく、大工や職人が命がけで造った訳ですよ。
今の時代ならともかく、そんな時代にそんな技術があったことが
奇跡としか言いようがありません。
「六根清浄と六感治癒の地〜日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉」。
昨日宿泊した三朝温泉とともに「日本遺産」に認定されています。
世界遺産の登録も目指しているそうです。がんばって下さい。
今日執り行われるのは「炎の祭典」。
午後からはメインイベントの護摩法要と火渡り神事があります。
山伏姿の修験者がぞくぞくと集まりつつありますが、ほとんどの人は
こんな時だけの在家の信者さん。普段は普通の会社員とかザラです。
通りかかったご老人に「写真撮ってくださーい」とカメラを渡して
ニッコリ微笑んでいる姿を見るとため息も出る…。
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