mixiユーザー(id:7131895)

2017年07月25日22:26

88 view

「幻の」牛肉赤ワインソース煮込み

途中下車してフレンチレストランでディナー。店に入るなり、表題のメニューがないか尋ねたら、メニューにはあるが、予約してないため、コースメニューしか提供できず、今日のコースにこの料理はないという。

そこでメニューを開いて各種のコースメニューの中の肉料理が何か聞いたが、当然ながら、別の肉料理だった。やむなく、コースの中で値段が2番目に安いのを選んで、出されるままに食べた。

すると、最後のメインの肉料理に、予定のコースの肉料理ではなく、牛肉の赤ワインソース煮込みが出された。僕がしつこく聞いたから、シェフが今日はそのつもりはなかったが出す気になったらしい。と言っても、シェフは奥の方にちらっと見えるだけだが。

食べてみると、なんとかなり「苦い」! 想定の範囲外といって良いほど。もちろん食べられないほどではない。まあ、大人の味、というところかもしれない。

ーーそれにしても。先月食べたフレンチレストランでは、やや僕には甘すぎた。蜂蜜を入れているのだろうが、僕ならもう少し少なめに入れるだろう。ところが、今日の店のこの苦みは、どうやって出しているのだろう。コーヒーでも入れているのか?

2つのフレンチレストランのシェフは、共にフランス料理の世界に入って30年か40年くらい経っていそうに思われる。彼らに、その甘さや苦さについて直に質問したらムッとするだろう。「こうこうこういうシェフに付いて修業し、私は長年この味でやっています」と答えるだろう。

実を言うと、僕自身が求めていた牛肉の赤ワインソース煮込みの味は、具体的なモデルがあった。甘くもなく、苦くもないそれ、中庸の味は、某大手流通グループのプライベートブランドの「冷凍レトルト」だった!

ところが、その冷凍レトルト食品が不人気なのか、このところ店頭に並んでいないのだ、何度も行ってみたが。

求めていた「幻の味」が冷凍食品とは、なんとも皮肉な情けない話だ。
2 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年07月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記