■「共謀罪」法が成立 与党が参院本会議で採決強行
(朝日新聞デジタル - 06月15日 07:55)
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犯罪を計画段階から処罰できるようにする「 共謀罪」の趣旨を含む改正組織的犯罪処罰法が 15日朝、参院本会議で成立した。自民、公明 両党が参院法務委員会での審議を打ち切り、1 5日未明に始まった参院本会議で直接採決する 「中間報告」を強行。与党や日本維新の会の賛 成多数で可決した。投票総数235票のうち、 賛成が165票、反対が70票だった。
共謀罪法案は、犯罪を実行に移した段階から 処罰する日本の刑事法の原則を大きく変える内 容で、過去3回廃案になった経緯がある。政府 は今回、「テロ対策」を強調し、国際組織犯罪 防止条約の締結に不可欠だと説明したが、国連 の特別報告者が「プライバシーや表現の自由を 制約するおそれがある」と懸念を表明。民進、 共産両党などが廃案を求めていた。
中間報告は、通常の委員会採決を省く国会法 が定める手続き。民進など野党4党は「強行採 決以上の強行採決。審議を一方的に打ち切って 本会議で採決するのは異常だ」(民進の小川敏 夫参院議員会長)と猛反発し、安倍内閣不信任 決議案を提出したが、15日未明の衆院本会議 で否決。与党はその後の参院本会議で、共謀罪 法案を可決した。
審議時間は衆院の30時間25分に対し、参 院では17時間50分。一般人が捜査対象にな るかどうかや、捜査機関の判断次第で解釈が拡 大される懸念など、多くの疑問や対立点が解消 されていなかった。
参院本会議での改正組織的犯罪処罰法の採決 、成立後、自民党の松山政司参院国会対策委員 長は、18日までの通常国会の会期を延長しな い考えを記者団に述べた。(南彰)
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