続編だ。
人間の軍隊に家族を殺された主人公が仇を討とうとする話だ。
「コバの内面にあった闇は
誰にも分からない」
俺の心の中にも闇は有る。
悪い感情が頭をもたげる事も有る。
それは何時も大体左側から来る。
それがテレパシーに寄るものか、悪霊に寄るものかは判然としないが、統合失調症になる迄はこうでは無かった。
此れが自分以外のものに起因しないので有れば、精神が分裂して人格がもう一つ生まれている可能性も有るかと思う。
だが、それは暴力的で非常に良く無いものだ。
だから常に「それ」と戦っている。
「シンドラーのリスト」を彷彿とさせる場面が有った。
「今のお前に、生きる価値は有るか?」
預言者としての俺には生きる価値は有るだろうが、個人としての俺には無いかも知れない。
逆に、この社会は俺から奪って行くだけで何も与えてくれない。
仕事を奪い、経済力を奪い、親族を奪い、心身の健康を奪い、人間関係を奪い。
残されたものは極僅かだ。
死ぬ時には何も持って行けないというが、何だか人生とは、死ぬ為の準備期間の様だ。
そう言えば、旧作の「猿の惑星」シリーズとは知能を持った猿の発生の仕方が違う。
このシリーズはミステリーというよりはサスペンスだが、必ずしも結末が一緒とは限らないのかも知れない。
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