アメリカとイギリス、ポーランド合作。
アウシュヴィッツの隣に住んでいる司令官一家の話だ。
パッケージにはアウシュヴィッツの関係者が住んでいる事は伏せられていた。
最初、主人公が軍服で馬に乗って収容所に入って行く場面が有るので、恐らくそれなりに高い役職なのだろうと思っていたら司令官だった。
「このダイヤ、どこで
見つけたと思う?
歯磨き粉の中よ」
「やだ、ほんと?」
「賢いわね
彼らは頭がいい
だから歯磨き粉を
幾つも調べたの」
危機感が無いと言えば良いのだろうか。
この何気無い会話一つ取っても、正常な人間性が保たれている様には見えない。
「何してるの?
何なの?」
「見てる」
「何を?」
「歯だよ」
ユダヤ人に辛い時代が有ったのは否定出来ない事実だ。
しかし、だからと言ってユダヤ人が他の民族や宗教、国家等を虐げて良いという事にはならない。
ユダヤ人は自力で窮地を脱した訳では無い。
それは、連合国の助けが有って初めて実現した事だ。
だからこそユダヤ人も他の民族や宗教、国家等に対して寛容で在らねばならないのだと思う。
「イヤよ、一人で行けばいい」
この台詞を聞いた時「何て身勝手な奥さんだろう」と思った。
でも、翌々考えてみると日本にも単身赴任というのが有るので、それ程珍しい事では無いのかも知れない。
「大好きだよ
心から好きだ」
動物に対して発揮されたこの人間性をどうして他の民族に対しては発揮出来なかったのか不思議でならない。
俺と同様で、基本的に人間嫌いだったのか?
モノクロの場面で少女が何をしているのか今一つ分からなかった。
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