ブラッド・ピットが出演している。
サイレントからトーキー映画へ切り替わる時期のハリウッドの話だ。
粗筋を読んだ時は「アーティスト」の劣化版みたいな内容では無いかと疑っていたが、映画の撮り方みたいな点にも触れられているし後半の展開は全く違う。
ヒロインが下品な性格をしている。
こういう人間は好かない。
成る程。
サイレントは音が無いからこんな撮影法も有るのかと勉強になった。
ブラッド・ピットが立って電話している直ぐ横に槍が突き刺さる場面が有る。
CGで無ければ大分身体を張っていると思う。
「でも100年経って、貴方も私も死んだ後、何処かの誰かが、貴方のフィルムをスプロケットにかけると、貴方は甦る。
その意味分かる?
今年撮った映画の出演者は何れ一人残らず死んでしまう。
でも何時か彼等のフィルムが引っ張り出されたら、亡霊達が共に食事をして、冒険して、ジャングルや戦争に行く。
50年後、生まれた子供が、銀幕に映し出された貴方の姿を観て思う。
「良く分かる!」友達みたいだって。
貴方が息絶えた後、息をし始めた子が居る。
才能を与えられた事、感謝なさい。
貴方の時代が今日終わっても、貴方は天使や亡霊達と永遠に時を過ごせるわ。」
これがこの映画の中では最高の台詞だと思う。
俺は、今では流行りの映画を殆ど観ない。
映画史的に有名な監督の作品を集めているから。
なので、モノクロに飽き足らずサイレントも普通に観る。
まだ観ていないが、リュミエールのBOXだって持っている。
なので、名前の分からない昔の役者にも親しみを覚える。
そこから、時代や国の違いに依る価値観や普遍的な価値観を抽出している。
矢張「黙示録」のバビロンの大淫婦が題材なのだろう。
ヒロインがトラブルメーカーで結局、それが原因で主人公がキャリアを失った。
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