富士山 世界文化遺産に登録へ
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世界遺産への登録の可否を調査する「国際記念 物遺跡会議」(イコモス、本部・パリ)は30日、 日本が推薦していた「富士山」(山梨、静岡両県) を「三保松原(みほのまつばら)を除き登録」、「 鎌倉」(神奈川県)を「不登録」とするよう、国連 教育科学文化機関(ユネスコ)に勧告した。日本 の推薦案件が「不登録」とされるのは初めて。今 年6月にカンボジアで開かれる第37回ユネスコ 世界遺産委員会で、正式に決定される見通し。「 富士山」が登録されれば日本の世界文化遺産は1 1年の平泉(岩手県)、小笠原諸島(東京)以来1 7件目となるが、「不登録」となった鎌倉は、断念 も含めた根本的な見直しが必要な事態となった。 【福田隆】
イコモスはユネスコの諮問機関で、各国から世 界遺産に推薦された案件の現地調査などを行う専 門家組織。文化庁によると、過去の事例からみて 、イコモスが登録を勧告した案件は、世界遺産委 員会でもほぼ間違いなく登録が認められる。「不 登録」から「登録」になった例はここ5年では1 例もないという。
「不登録」とされた場合は、世界遺産にふさわ しくないと判断されたもので、原則再推薦は認め られない。制度上は、6月の世界遺産委員会にか けられる前に推薦を取り下げれば、再推薦の道が 残されるが、その場合でもコンセプトや構成資産 、範囲を大幅に変更して一から練り直さない限り 、イコモスの評価を得るのは困難で、早期の世界 遺産登録への道が事実上、閉ざされたことを意味 する。
富士山は当初は自然遺産としての世界遺産登録 を目指したが、山麓(さんろく)開発がもたらし たごみなどの環境問題がネックとなり、03年の 国内選考で落選。その後、文化遺産として再挑戦 した経緯がある。イコモスは昨年12月、日本政 府に対し、構成資産を広く一体的に管理すること や、富士山域から離れた位置にある国指定名勝「 三保松原」(静岡市)を資産から除外することな どを要請。日本政府は今年2月、16年をめどに 管理計画を見直す意向を示す一方、三保松原につ いては芸術や信仰の面で欠かせないことから除外 を認めない回答をしていた。
鎌倉は92年に暫定リストに掲載されてから、 22年越しの案件。当初は10年の登録を目指し ていたが、08年にユネスコが平泉を「登録延期 」(その後11年に登録)としたことを受け、コ ンセプトの練り直しが必要と判断し、目標年を1 3年度に見直した。武家社会について「Home of the SAMURAI」と外国人にも わかりやすいフレーズを使って、既に世界遺産に 登録されている京都や奈良との違いを分かりやす く打ち出したが、認められなかった。
(今年の正月に放映されていた番組を見た時点で世界遺産に登録されると思っていた。
※この文章に他意は無い。)
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