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2026年03月17日21:49

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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う

フィンランドとスウェーデン、イタリアとフランスの合作。
アキ・カウリスマキ監督の作品。

続編だ。

バンドのメンバー達がメキシコからソ連に帰る話だ。

前回メキシコの結婚式で終わったのだが、本作は其処から始まっているので登場人物の出で立ちも大分違っている。

此奴がモーゼなのはがっかりだ。
タイトルを見た時、本当に「旧約聖書」のモーセを出すのかと思って期待した。

「何だ?あんなの
いなくても、やれる」
道案内人という点では預言者は正に其れだ。
居なくても「やれる事はやれる」だろうが、其の代わり間違いだらけになる。
其の結果、取り返しの付かない事になってハルマゲドンだ。
とすると、「ヨハネの黙示録」通りになるから一周回って元の木阿弥だ。
人間は預言者を頼れば「神」の言う通りより安全な道を行けるが、従わなければより危険な道を行く事になる。

「今から私は、独り静かに
瞑想と祈りにふける」
病気になる前の俺は良く瞑想はしていた。
今は幻覚と妄想が酷いので瞑想が出来ない(邪魔されるから)。
祈りに付いては殆どした事が無い。
というか、そもそも祈り方を知らない。
祈る代わりに預言者としての勤めは果たしている。
何時か此の活動が評価され、報酬を受け取れれば尚良い。
もしそれ等が無くともサラリーマンの生涯賃金を受け取れれば問題の殆どは解決だ。
此れは俺が病気になった原因になった連中と、其の裏に居る奴等の果たす可き責任だ。
そして、俺が預言を出来る様にした「神」の責任でも有る。
何故なら、「こうならなければ」当然貰えて当たり前の物だからだ。
預言者としての仕事に「神」から召命されたのに、召命される前より生活の質が悪くなり不自由な暮らしを強いられるなら、召命され無かった方が俺は幸せだった事になる。
其の金が有れば俺の皮膚病の治療も進むし、マッチングアプリやお見合いパーティー等で結婚相手を見付ける事も可能になるし、プレミアが付いている映画のDVDを買う事も可能になるからだ。

「これは聖なる子牛だ
自由のもとに生まれ、自由に生きる
生き物のあるべき姿のままに」
俺は「生き物のあるべき姿」が「自由」だとは考えていない。
何故なら、自然界にも秩序が有るからだ。
但し、其れは問答無用の弱肉強食だが。

「人に恵む者は恵まれる
パンを貧者に与えるからだ」
俺が未だ会社で働いていた頃は、毎月幾らかの金額をYahoo!のボランティアのサイトで、例えば災害募金等に寄付していたものだ。
街を歩いている時に募金をしている人を見付けたら必ずと言って良い位に幾らかの小銭を寄付していた。
そんな俺が、精神疾患になって働けなくなり毎日の生活に困っている。
俺は恵まれているのだろうか?

「償えなければ、あなたは寝台までも
奪われる」
俺に対して責めを負う可き人間は非常に多い。
この「箴言」が正しければ、そいつ等は寝台迄も奪われる事になる。
「神」が俺とそいつ等との間を公平に裁いてくださいます様に!

「聖書には、こう書かれている
モーゼは約束の地を
見なかったと」
正確には「モーセは約束の地を見る事は許されたが、足を踏み入れる事は許され無かった」だ。
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