【ニューヨーク=平田雄介】国連のグテレス事務総長は20日の記者会見で、イスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの戦闘が終結した後のパレスチナ自治区ガザの統治のあり方について、パレスチナとイスラエルの2国家共存による最終的な解決を目指し「パレスチナ自治政府が責任を負うことが重要だ」と指摘した。 グテレス氏は、パレスチナ自治政府にガザを統治する責任を持たせるための「移行期間」を設けたうえで、アラブ諸国や米国などが仲介し「移行の条件を整える必要がある」と語った。ガザを国連の保護下に置く手法については「解決策だと思わない」と否定した。 グテレス氏はまた、ガザを実効支配するハマスが発表する戦闘の犠牲者数の正確さに疑義が生じていることを踏まえても「私が事務総長に就任して以来、これほどの規模で民間人が犠牲になったことはない」と語った。改めて、人道的停戦を実現し、ガザに援助物資を行き渡らせ、全ての人質を解放し、民間人への暴力を終わらせる必要性を訴えた。
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