5日に開幕した中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、李克強(リーコーチアン)首相が読み上げた政府活動報告には、台湾政策の基本方針として「両岸(中台)関係の平和的発展と、祖国の平和統一への道を歩む」と記された。昨年との大きな違いは「統一」に連なる「平和」の文字の復活だ。 これまでの活動報告では「両岸関係の平和的発展」と「平和統一」の言葉は、いずれも盛り込まれることが多かったが、20年からは祖国統一の目標部分から「平和」が消えていた。 武力統一を排除しない姿勢を強く見せようとした可能性があり、台湾・民進党の蔡英文(ツァイインウェン)政権との関係が悪化したことや、米中対立の激化などが背景にあるとみられる。
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