クリント・イーストウッド監督の作品。
虐待されている子供を助けて欲しいと頼まれた元ロデオカーボーイの主人公がメキシコ迄救出しに行く話だ。
最近のクリント・イーストウッド監督の作品は実話に基いた物ばかりだったが、今回はどうやらフィクションらしい。
アメリカ人にも「恩義」の概念が在るとは知らなかった。
少なくともアメリカ映画では見ない光景だ。
もっと物質的な貸し借りの精神なら見るのだが・・・。
全然尾行されている様には見えない。
仕掛けるチャンスは他にも有ったろうに。
因みに、最後の襲撃の場面は蛇足な気がする。
主人公がメキシコで買い換える前の服装が何処と無く俺の普段着と重なる。
漸く時代が俺に追い付いたのか!?
この少年の不安が伝わって来るから切っと良い演技なのだろう。
そして、鶏の演技も申し分ない。
他にも動物が登場するが、演技を教えるのは大変だったのでは無いだろうか?
メキシコの魅力を堪能出来る様な撮り方をしていると思われる。
しかし車が有っても移動には不便だろうな〜と思う。
老人になって性欲が無くなっても恋が出来るものなのだろうか?
人生50年計画で生きて来たものだから、余り老後に付いて考えた事が無い。
しかし、最近では老人になるのも悪く無い気がしている。
死ぬ迄に少しでも世界が、俺が生まれる前よりも平和になってくれれば良いと思って生きている。
その為の持ち時間は長ければ長い程良い。
何故なら急激な変化は往々にして軋轢を生む原因になるからだ。
多分、俺の人生を全部使ったとしても足りないだろう。
対立する国同士の融和とはその位長い時間を必要とする。
敵の敵は味方理論で、地球外に何等かの驚異が発生すれば団結はするだろうが、それは一時的なものだ。
「何にしろ、人生そんなもんだ。自分じゃ分かった積もりでいる。けどやがて年食ってみると実は何にも分っちゃいない。で、それが分かった時には手遅れだ。」
これは実感のこもった台詞だと思う。
主人公が、というよりは監督の思いみたいなものを感じた。
処分予定の映画は明日で大体片付く事になる。
後はまだ観ていない映画を精査していくだけだ。
過去の日記を読み返して気付いてしまったのだが「ギルバート・グレイプ」の感想文を2回書いてしまっている。
どうやら過去に1度処分したのを、もう一度買い直していたらしい。
他にも処分した映画で「やっぱり持っておきたい」と、最近買い直した作品が幾つかある。
日記が重複しない様に気を付けなければならないと思う。
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