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2017年08月26日02:22

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小沢一郎から見た自民党、民進党

もう昨日になったが、25日の朝日の連載記事「民進党代表選を問う 3」のインタビューの相手が小沢一郎。記事の最後で

「小泉、安倍政権は競争第一主義。もともと『みんな一緒に豊かになろう』というのが自民党の哲学だったが、いつの間にか弱肉強食路線に変質してしまった。それでも皆押し黙っている。期待できる議員は今の自民党にはいない」

と述べている。それにしてもなぜ変質した?

一方その少し前には、

「民進党は何の問題でも結論を出せない。原発や安保、憲法でも。結論もないのに、国民は判断のしようがない。リーダーは党内で反対する人を口説いて、大枠でまとめていかなきゃならない」

確かに。小沢一郎が自民党でも新進党でも旧民主党でも政権中枢にいた時は、大枠でまとめていく剛腕を発揮したが、今の民進党にはそんな剛腕はいない。

小沢一郎が自民党政権にとって怖くなくなったのは、数年前、民主党の有力者だった時代に、結局は不起訴に終わった検察による国策捜査で民主党を追われる羽目になり、弱小勢力に転落したから。あの検察の動きは露骨なほどに「政治的」だった!

2度にわたって自民党政権を下野させた小沢は、自民党の政権中枢にいて首相よりはるかに大きな権力を握っていた幹事長時代でさえ、政権交代がないのはおかしいという信念を抱いていた。そこから政権交代しやすいはずの小選挙区制にしたはずだが、むしろ小選挙区制が実は20%台の得票率しかない自民党の一強ぶりを加速する装置になっている現実がある皮肉。

それにしても警察や検察は政権交代を望まないのだろうな。

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