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2017年05月03日11:36

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大岡信、三木清…

両者の共通点は、ともに先日NHKのEテレで放送されたのをザッピング途中で見たこと。そしてやはりともに朝日のTVレビューのコラム。大岡信は4月28日「記者レビュー」、三木清は29日「TVがぶり寄り」に取り上げられた。2つの切り抜きが手元にある。

大岡信の方は、「新日曜美術館」での2006年の再放送。僕の知っている頃の大岡さんと違って髪は白くなっていたが、話すことができた時代のもの。大岡信は明治大学で定年まで長く残していたのに辞職し、1年を経て東京芸術大学の教授になった。美術評論家でもあったことが大きいのだろう、今から思えば。(逃げられた明治の側では、「ピアノをやってるお嬢様が好きなんじゃない?」というやっかみ&揶揄も聞こえたが)

コラムは末尾で、大岡の批評によって美術界が活気づいたとし、「喪失は悲しすぎる」と結んでいる。

──そうだったのだろう。大岡信は美術批評においても大きな足跡を残した、ということ。(僕自身は少年時代は絵を描くのが好きで得意だったが、その後は縁遠くなり、美術に詳しくはなかった)
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