mixiユーザー(id:7131895)

2015年03月07日21:26

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味覚≠舌の感覚

味覚とは別の、「舌の感覚」ということに思い至った。

もう飲み干した芋焼酎の紙パックのコピーに、
「焼き芋を思わせる香ばしさと、濃厚なトロリとした甘さと旨さを持つ、黒麹の特徴を生かした本格薩摩の芋焼酎です。」とある(アルコール分25%)。

確かに、普通にストレートで飲めば「トロリとした甘さ」を一瞬感じる。しかし、ソムリエのテイスティングのように舌の裏や口腔粘膜全体に触れさせた後で飲み込むと、苦味ないし渋み、または強い刺激が残ってしまう。とろみや甘みを感じるどころではない!

何度やっても同じなので、比較を試みた。
アルコール分37%のウィスキーをストレートで口に含み、口腔全体でテイスティングすると、かなり刺激があるが、やや弱い気がした。

同じ焼酎をお湯、牛乳、麦茶などで割ってみると、刺激はかなり弱まったから、刺激は「濃度」とかなり線形な関係にあるとわかる。ただ、それがアルコールの濃度なのか、他の成分の濃度によるのかは確定できない。

甘い、塩辛い、苦い、酸っぱいなど、通常の「味覚」は舌の上面部の味蕾で感じるが、舌の裏や口腔粘膜はむしろ別の刺激を受容するのだろう。
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