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2017年02月19日18:15

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神道特集4

・昭和17年の神典擁護運動。東条政権が神道教義の統一を図る。宮内省の星野はアマテラスに一元化を図り、背景には一国主義的な考え方があった。対して今泉の影響を受けた蘆津は三位一体論、アメノミナカヌシとアマテラスと天皇を一体ととらえる。これが「八紘一宇」につながっていく。結果として、葦津の帝国主義的神話解釈が勝利した。
・戦後、葦津は占領下における神道・神社を何よりも守ろうとした。
・戦後、柳田國男は靖国神社の延命に尽力した。靖国神社も民俗的な御霊祭としてGHQから逃れた。
・神道は日本中心主義的な発想に帰着するしかない。究極のところ日本を相対化できない。
・戦後、折口は天皇、朝廷からの神道の自立を熱く説いた。神でなくなった天皇には意義を見出せなかった。
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