朝、ホームに下りてすぐ電車に飛び乗り、勤務地の方向とは全く別の行き先の電車に乗ってしまったことが2、3度あった。幾つか駅を過ぎてから気づき、引き返して乗りなおした。2つの路線の列車が乗り入れているので、行き先の表示を見て確認しないといけない。それをしなかったのだ。
そんなとき、表示を見なくても「あの子」と同じ列車に乗ればよかった、と後悔。あの子とは、小学校低学年くらいで、体に比して大きな黒いランドセルを背負っている女の子である(女子のランドセルの定番は赤かと思っていたら、その学校では男女とも黒に決められているらしい)。その子なら僕みたいな失敗は絶対にしないだろう!
その女の子を、8月中は夏休みだから見かけなくとも当然だったが、9月になり2学期が始まって1週間以上経つのに、見かけなくなってしまった。なぜか、かすかな喪失感のようなものがある…。
その子が登校時間帯を早くか遅くかした可能性が高い、と考えるのが順当だろう。
親の仕事の都合で転校した可能性もゼロではないが…。
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