何度でも読み返す本には、海外ミステリーだってある。古典となったホームズ物語に至ってはいまでも熱烈な読者がいて、オレ様も一時期はその団体に加わっていたほどだ。何度でも読み返すというところが、熱烈なファンになれるかどうかの出発点だろう。
その一方で、4分の1ほど読んだ程度で投げ出すミステリーもある。これは海外ミステリーに多く、その原因は登場人物の背景をきっちりとくどいほどに説明している場合だ。この一般的な手法が、読者にとってはストーリの流れの腰を折られるようで困る。
一度心が離れてしまったミステリーは、また手に取って読む機会はない。海外出版社だって商売だから、まずは自国の読者を想定し、その組み立てが基本通りにできていなければ相手にもされないだろう。その手法が他国で通用するかどうかは別の話なのだ。
自国の出版事情もあるので、ミステリーの構成は大きくは変わらんと思うのだった。
ログインしてコメントを確認・投稿する