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2025年03月28日09:27

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思いつきとノリ

 10年以上前から付き合いはなくなったけど、有名マンガ家のアシスタントをしていた人物がいる。身を立てるには、修行時代といえるような時期が必要だし、だからといって全員が身を立てられるわけでもない。伝説の�爛肇�ワ荘物語�瓩鯑匹鵑任澆討睚�かる通り。

 ギャグマンガからシリアスなマンガまで描いた一人に楳図かずおくんがいた。「あまり考えて描いてもダメ」なんだそうだ。描いていれば上達はするが、目指す人たちはそれなりにチェレンジしているもの。「思いつきとノリで描いている」というのが、一流人ともなればそんなもんか。「読んだ人がいろいろ考えてくれればいいんですよ」だってさ。

 石ノ森章太郎くんを尋ねたことがある。六つ切りサイズまで引き延ばした心霊写真、切り抜いても遊べる先生用の名刺がお土産だ。これが功を奏したのか、渋谷の事務所まで紹介される。考えてみると、石ノ森くんも何らかの思いつきとノリがあったのだろう。
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