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2022年02月09日08:57

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『真説 日本左翼史』

エマニュエル・トッドの大著が(凄い本だろうが)退屈なので、池上彰・佐藤優『真説 日本左翼史 戦後左翼の源流 1945-1960』読みだしたら面白く読了。某作家が共産党が過激化していた頃の山村工作隊に関わっていたとか、佐藤優は社青同(旧社会党系)だったのに、鈴木宗男の関連で辻元清美が国会で非難していたのをテレビで観て佐藤の母親が怒っていたとか、佐藤優自身は辻元にはマルクスに関心があるとは思えないとか、エピソードを挙げていけばきりがないが。もっと大筋では社会党が新左翼が出てくる温床で、特に1960年の安保闘争と三井三池闘争で果たした役割の大きさを改めて認識。マルクス経済学者で社会主義協会(左派社会党)の指導者・向坂逸郎が手弁当で炭鉱夫の荒くれ男たちをオルグして味方にしていったとかの筋金入りの革命家ぶりとか
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