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2015年04月01日21:21

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談志vs志の輔

NHK『ためしてガッテン』を見ていて、司会の立川志の輔の師匠で数年前に死んだ、立川談志の気になっていた言葉を思い出した。

「志の輔は『ためしてガッテン』をやっているうちはダメだ」

何となく、談志の言っていることがわかった気がした。

NHKのゴールデンタイムの司会なんかをやっているうちはダメだ、と。

つまり、「日本人のマジョリティに受けるような話芸はつまらない」と。

談志自身、いまも半世紀近く続く、驚異的長寿番組『笑点』を企画し、立ち上げた人。私見では、談志が去った翌週から、今もレギュラーの林家木久蔵(現・木久扇)がレギュラーになったことは、談志の笑い・しゃべりの先鋭性から、お茶の間の老人と子供向けに「笑点」が変質したことを象徴する事件だった。

ビートたけしによれば、談志は「鬼才」である。そんな談志から見たら、「国民のマジョリティに受けるなんてツマラナイ」。「もっと尖んがらないとダメだ」ということだろう。



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