いつものように、本を返したついでに、また借りてきた。
他の分室から取り寄せた2冊のほかにも借りようと見たが、開架式のフランス文学の棚には、プルーストに関するものがなく、隣のドイツやロシアの棚から、閉館間際で時間がない中、選んだのが――。
「童話」化、さらに「ディズニー」化される前の、民話としてのグリム。
アメリカ人の書いたロラン・バルト論。
清岡卓行訳のランボー詩集。
トロツキーの文庫(3冊も借りた)。
――こうしてみると、我ながら、グリムはともかく、バルト、ランボー、トロツキーは、大学生か、二十代の読書傾向のようにも思える。
まだしばらく忙しくて、読む時間がないが。
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