旅行に行くとき小さなバックが要る。いままで使っていたのはハワイで買った(何年前?)レスポートサックのプリント模様。色あせてしまった。デパートで目に付いた可愛いバック、やっぱりレスポートサックでした。家で本を探しているとき、おやっ!見たような
探偵の仕事 ビル壁にもたれて風に吹かるれば探偵といふ仕事おもほゆ 電柱の陰でタバコを吸ひて待つ探偵をらず春の夕暮れ 大柄なよし子さんには似合ふまじすばやきわたしに探偵の仕事 ある時は茶髪ある時は白髪の老人になれるよいつでもな
人名入りの歌がこんなにあったんだ!!真面目に作りましたが、どこか面白がりの性分が透いて見える歌です。 花の下に椅子ひとつ置く宇宙あり山中智恵子をりしごとくに うつつなき雪の向かうにほほゑむは錬金術師山中智恵子 極地へと旅狂ひせし茂吉夫
いつも仲良しの三人いつもの店でお昼を食べる。(肉です)しっかりおいしく食べられるように、胃の調子を整えておく。若い時はいつでもOKがっつり、しかし年を取ってみなくては分からなかったことで、外食が続くとつい食べ過ぎて消化器関係が荒れるような感じ
まったくもって素晴らしい晴天の日でした。あああ、暑くてたまりません。こんな日に歌会に来る人っておかしいのではないかという話などしながら。56首欠席1名。 かまびすしき小雀のこゑぱつたり止む六月七日空あをくして*やさしそうでわからない。6月7日
忙しくてなりません。うっかりと夏の大会をスルーしてしまう所でした。(締め切りアブナイアブナイ)夫が「俺は忙しいからTVの音声ジャックの問い合わせをしろ」と出かけてしまった。jcomが親切だったことを思い出して電話をすると、それはTV会社へと。さんざ
鎌倉・四月 藪椿ひとつ咲くところ江ノ電はきりりきりりとおほまがりする 曇天の膨らめる海にたれも無口こゑ放つともこゑは吸はれて 物を食ふ人間か否か見極めて鳶はおほきくまはり逸れゆく たふれたるディンギーの帆をひき起こす
歯のメンテナンスの日です。待合室に「はなはなし」というA4版のお持ち帰りプリントがあり毎回読んでいます。今回はスウェーデン人の漫画で、日本の歯医者に行ったとき、顔を隠すマスク(カバー?)をされて驚いた話。スウェーデンの人は治療中目をあいている
地域の教室で万葉集講座があり参加しておりました。するとあるとき先生がおっしゃいました。「もうくたびれたから、今度はみなさんが話してください」「あれれ!」かくて講座のトップ2,30分の時間は個人発表の場となったのでした。わたしは毎回四苦八苦の有
小池さんは新聞歌壇を四紙担当している。毎週膨大な数の投稿を読む。俳句を送ってくる人がいたり、インターネット投稿が出来るようになって、一度に200首余の投稿があって、全部読んだが採れませんでした。などの話が…。今回は読売新聞歌壇から。 つらき
先ほど電話で、「あなた様の歌がとても素晴らしいので12月に平安神宮で展示会をする際、ぜひ出展してください」ということでしたあ!(甘いこと言って)またかい!よくいろいろ考える人がいるものです。新聞掲載します→3万円ありましたね!12月に3日間平安神
コミュニティ図書館に行ったらこんな面白そうな本があって借りてきてしまった。三冊を積むと10センチもある。背中バリバリ、目が痛くなるのにまたきっと止まらず…困った!『陸王』 池井戸潤『ペテロの葬列』 宮部みゆき『終わった人』
今日の出詠者は14人一人2首で時間的に丁度良いと思う。皆さんにこやかに会議室へ入られますがその後、ピンと空気が締まり、さあ、今日はどんな歌にお目に掛かれるか、自分の歌にどのような批評が降りかかるか、始まりです。題詠 膨らむ 膨れる または名詞
日本橋の三井記念美術館で「奈良西大寺展」が開かれていて、吉祥天立像、文殊菩薩、愛染明王像が展示されると聞いて、それっとばかり馳せ参じる。立派な建物三井美術館、その昔の大財閥ね。西大寺は奈良時代後期平城京の東大寺に相対する位置に建立された西の
『短歌人』2017年6月号は900号記念でした。昭和14年創刊ですから私はまだ生まれていません。短歌人は編集委員制という珍しい組織で、つまり親分がおられない自由な気風の会です。冊子は厚く読みでがありそう、楽しみです。「装幀家 倉本修に聞く」という記事
三月のパレード 三月のセントパトリックデイパレードにバグパイプ鳴る横浜元町 パレードにゆれる緑の風船へ向かひて走る欲しきこころが 大曲りのバスに風船キュッと鳴り前の座席の子がふりかへる 天井に放つ客人(まらうと)ふうせん
県立音楽堂主催のヴィルトゥオーゾ・シリーズ関連講座「歌人の語る詩と音楽」岡井隆青空⋯G・マーラーのためのプリコラージュ 「大地」からひびきはじめて「巨人」(たいたん)へふかまり行くかこの鬱屈は。 自転車を入れゐる音すやまひある
連休が終わって、日常のまたはそれを超える予定もろもろが動き出して、いささか忙しい。家のメンテナンス検査打ち合わせ。換気扇のクリーニングをしてもらう。キッチンをリフォームしてから一度頼んだ業者はいまいちの感じがしたので、今度は家のリフォーム関
今日の講義は正古(しょうぶる)誠子歌集『卯月の庭』より年齢は67,8歳。岡野弘彦さんのところにいたがそののち一人で個人誌を出している。普通はなかなかつづかないものだけれど、3冊め。この歌集はつつましい歌集。1ページ3首、活字が小さい。一人暮らしで
今日も今日とて手紙書きに日が暮れた感じであります。92円と82円の定型大型封筒、目いっぱい書きました。もっとキレよくすなわち頭よくめぐらして過ごすべし!(あ〜あ)今読んでいる本はジェフリー・ディーヴァー『ロードサイド・クロス』とっても怖いのです
爽やかな五月に乾杯!ちょちょ、違うではありませんか。完敗です。2首とも題詠 ・ さがす 古人(いにしへびと)のごとき裸足に朝の海べうす紅色の貝をさがして*状況だけを提示した歌。雰囲気は少年少女の。(好意的な発言)*古人、おおげさで美
春の教室 「佐々木さんは孫が生まれて欠席」の知らせに春の教室となる カルチャーの外廊下には清掃に待つ人の背がガラス戸に透く 黒き影ふいに飛びたち紅椿おほゆれにゆれ さらばひよどり こんもりと雪積むポストが映像にながれて鳥取二月十
子の会鎌倉吟行です。今回の宿泊は長谷なので鎌倉駅、江ノ電の改札口で待ち合わせ。山口からおいでのFさんはハードスケジュールの中をひょいとおいでになる。いくらお酒を召し上がっても大丈夫、女性です。姫路からNさん、若いなあ、新年会でお隣にいた方。お
鎌倉吟行の記事もないのにいきなり余話か!まあまあそこのところはお許しになって…。 歌詠みに来し鎌倉は朝掘りの筍はげしくわれを誘(おび)けり子の会のお誘いで鎌倉吟行一日、歌会一日へ参加する。わたしは距離的に近いので日帰り参加をさせていただく
あらら四月の日記をみるとスカスカでござりました。それで、順番に青の会から。題詠 ・ 提げる、下げる 動詞形 ひそかにもをとこを下げる体(てい)なりと電車にゐねむる夫を見てゐる*「ひそかに」は「見てゐる」に掛かるのではないか、離れすぎている
講義は坂井修一歌集『青眼白眼』より。昭和33年生まれ、かりん所属。率直エリートである。情報工学が専門、筑波大の教授に30代でなり、40代で東大教授、現在副学長。優秀であると人に言う、鼻持ちならない!短歌を作る人はどこか屈折が有るが彼は表面的には見
良い天気が続きました。昨日友達とお花見にゆく。すると彼女は(友人)11時に会ってから午後5時に別れるまで、ず〜〜っと話しっぱなし、相槌に喉も枯れ枯れ…。桜は見たけれどなんだか落ち着いて見なかったなぁと思って、今朝昔からの友達に電話して「行くわ
トヨタのディラー小川さんが「とうこさん如何ですか、水素ガスの車の予約販売が始まりましたあ、一台!」「うわッすばらしいですねぇ。一台いかほど?}「うーん750万ぐらいでしょうか」「そうなんだ、でもねえ、どこで燃料をいれたらいいの?」「………」こ
ぴよん蛙 このワインフルーティーねといひながら下戸のわたしも一月一日 男の子自らに盛る飯椀は感極はまれる高さなりけり 折り紙の上手な男(を)の子ぴよん蛙さしだせどこはい四歳女児は 元旦の夜はいつもの集合写真年々ちがふ子供のかほが