本日の講義は『雪岱が描いた夜』米川千嘉子歌集。(小村雪岱(こむらせったい)は1940年没の日本画家、すっきりした線のわたしも好きな画のある人です。) 歴史上もつとも平和な日本を生きわたしの頭上に腐る木蓮*上句丁寧に言っているが言い過ぎ。木蓮は
あれこれと追われていて、まあ、怠けている部分も多分にあるのですが。2月号の歌を載せます。 七輪に餅を 正月三日会社にわれを連れゆきて七輪に餅を焼きくれし父 原つぱは衣笠球場父の膝に寄りてつくづく草野球見き 麻雀よりかへらぬ父
2月青の会は比較的暖かな陽気のもと開かれました。出席も13人というひさしぶりの人数でした。前半は題詠で後半は『運河のひかり』時本和子歌集の合評会。題詠 「触」字縛り 襟足にカミソリあてる美容師のふるるともなき息かすかなり とうこ*緊張の場